真鍋慧(広陵高)のプロフィール|経歴・成績・ドラフトについて

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時事通信

真鍋慧(広陵高)は名門で1年時から四番を務め、「広陵のボンズ」の異名を取る超高校級スラッガー。真鍋の基本プロフィール、選手としての特徴やプレースタイル、主な戦績、経歴などについて紹介する。

2023年夏の広島大会での戦績

7月23日(日):広島大会準々決勝(如水館高/4打数無安打)

3-0で勝利。真鍋は「3番・一塁」でスタメン出場し、4打数無安打、2三振に終わった。

7月22日(土):広島大会4回戦(尾道高/4打数2安打、1打点)

6-3で勝利。真鍋は第2打席でタイムリー、第3打席では内野安打を放ち、4打数2安打、1打点だった。

7月19日(水):広島大会3回戦(広島城北高/3打数無安打)

9-0で7回コールド勝ち。真鍋は「3番・一塁」でスタメン出場し、3打数無安打に終わった。

7月14日(金):広島大会2回戦(大竹高/3打数2安打、1打点、1盗塁)

9-0で7回コールド勝ち。真鍋は「3番・一塁」でスタメン出場し、3打数2安打、1打点、1盗塁の活躍を見せた。第2打席で今夏初安打を放つと、第3打席ではレフト線へのタイムリーを放ち、勝利に貢献した。

真鍋慧の基本プロフィール

  • 氏名(読み/ローマ字表記):真鍋慧(まなべけいた/Keita, Manabe)
  • 生年月日:2005年6月17日
  • 出身地:広島県
  • 身長・体重:190cm・90kg
  • 所属チーム歴:みどり坂小(瀬野ソフトボールクラブ) - 瀬野川東中(広島安芸リトルシニア) - 広陵高

※身長・体重は日刊スポーツより(2023年5月時点)

選手としての特徴・プレースタイル

恵まれた体格から高校通算60本塁打を記録する左打ちのスラッガー。花巻東高の佐々木麟太郎、大阪桐蔭高の前田悠伍、九州国際大付高の佐倉俠史朗と並び「高校四天王」に数えられる世代屈指のバッターだ。

佐野恵太(現・DeNA)や中村奨成(現・広島)を育ててきた同校の中井哲之監督をして「飛ばす力は歴代で一番」と評価を受ける大砲候補だ。

1年時から一塁手のレギュラーとして数々の大舞台を経験してきているが、夏の甲子園は未出場。最後の夏に聖地での大暴れに期待がかかる。

2023年のドラフト候補筆頭

当初は大学進学を考えていた真鍋だが、3年春のセンバツ後、高卒でのプロ入りを目指すようになった。誘いのあった大学などには断りの連絡を入れ、退路を断ってプロ入りへ挑戦する。真鍋がプロ野球志望届(プロ志望届)を提出すれば、上位指名というだけでなく1位指名候補となるだろう。

広陵高は2001年以降だけでも20人以上のプロ野球選手を輩出しており、中村奨成(2017年1位/広島)、吉川光夫(2006年高校生1巡目/日本ハム)、白濱裕太(2003年高校生1巡目/広島)らが高卒1位でプロ入り。

そのほかにも上原健太(2015年1位/日本ハム)、有原航平(2014年1位/日本ハム)、小林誠司(2015年巨人/1位)、野村祐輔(2011年1位/広島)が大学や社会人を経て1位指名を受けている。真鍋が彼らに続けるのか、注目だ。

真鍋慧のこれまでの経歴

みどり坂小時代は瀬野ソフトボールクラブで活躍。瀬野川東中では広島安芸リトルシニアに入団し、投手、内野手としてプレーした。

広陵高では1年夏から主軸を打ち、秋から4番。同秋の中国大会を優勝すると、明治神宮大会に出場。決勝戦で前田悠伍擁する大阪桐蔭高に敗れたものの、3試合で15打数8安打、5打点、1本塁打と打ちまくり、準優勝に貢献した。

2年春のセンバツでは2回戦敗退。同初の広島大会は優勝、中国大会は準優勝だった。しかし2年夏の広島大会では3回戦で英数学館高に敗れた。

2年秋は広島大会、中国大会を制して明治神宮大会に出場。2年連続で同じ顔合わせとなった決勝戦では大阪桐蔭高に敗れて準優勝だった。真鍋自身は11打数5安打、3打点、2本塁打の活躍を見せた。

3年春のセンバツではベスト4に進出。春の広島大会、中国大会を制した。新チーム結成以来、県内、中国地区では無敗の優勝候補として3年夏の広島大会を戦う。

真鍋慧の主な戦績・個人成績・受賞歴

中学1年(2018年)

  • 西日本野球選手権大会:2回戦

中学2年(2019年)

  • 2018年度日本リトルシニア西日本選手権中国大会:準決勝

中学3年(2020年)

  • 2020年度第49回日本選手権関西連盟中国大会:2回戦

高校1年(2021年)

  • 夏の広島大会:4回戦(3試合/11打数4安打、2打点、1本塁打)
  • 秋の広島大会:3位
  • 秋の中国大会:優勝
  • 明治神宮大会:準優勝(3試合/15打数8安打、5打点、1本塁打)

高校2年(2022年)

  • 春のセンバツ:2回戦(2試合/7打数4安打、2打点)
  • 春の広島大会:優勝
  • 春の中国大会:準優勝
  • 夏の広島大会:3回戦(2試合/8打数2安打、1打点)
  • 秋の広島大会:優勝
  • 秋の中国大会:優勝
  • 明治神宮大会:準優勝(3試合/11打数5安打、3打点、2本塁打)

高校3年(2023年)

  • 春のセンバツ:ベスト4(4試合/14打数6安打、3打点)
  • 春の広島大会:優勝
  • 春の中国大会:優勝
  • 夏の広島大会:7月22日4回戦予定

太字は全国大会

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著者
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神奈川県出身。中学時代は野球部で選手、高校、大学、社会人クラブチームではマネージャーとして野球に携わる。市役所勤務を経て高校野球専門メディアで企画・編集・執筆・翻訳などを担当。フリーライターとして独立し、『スポーティングニュース』『オリンピックチャンネル』『SPAIA』『高校野球ドットコム』などの媒体にコラムやレポート、SEO記事などを寄稿。オフには草野球を楽しんでいる。
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