東京都の名門、早稲田実業（早実）からは荒木大輔や清宮幸太郎ら多くの選手がドラフト指名されてきた。また、ドラフト制以前では「世界の王」こと王貞治も輩出している。
そんな早稲田実業出身のドラフト指名選手、2024年度のチームの注目選手、戦績などについて紹介する。
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■早稲田実業出身のドラフト指名選手一覧
※NPBのみ
| 名前 | 最終学年 | 経歴 |
| 西田暢 | 1962 | 早稲田実高→早稲田大→熊谷組→1969年中日3位※ |
| 荒川堯 | 1965 | 早稲田実高→早稲田大→1969年大洋1位 |
| 大矢明彦 | 1965 | 早稲田実高→駒沢大→1969年ヤクルト7位 |
| 石渡茂 | 1966 | 早稲田実高→中央大→1970年近鉄2位 |
| 金村東 | 1967 | 早稲田実高→1967年大洋5位 |
| 田野倉利男 | 1972 | 早稲田実高→1972年中日4位 |
| 有賀佳弘 | 1975 | 早稲田実高→早稲田大→日産自動車→1981年阪急4位 |
| 荒木大輔 | 1982 | 早稲田実高→1982年ヤクルト1位 |
| 石井丈裕 | 1982 | 早稲田実高→法政大→プリンスホテル→1988年西武2位 |
| 板倉賢司 | 1983 | 早稲田実高→1983年大洋3位 |
| 上福元勤 | 1983 | 早稲田実高→1983年巨人6位 |
| 斎藤佑樹 | 2006 | 早稲田実高→早稲田大→2010年日本ハム1位 |
| 塚田晃平 | 2007 | 早稲田実高→早稲田大→2011年広島育成3位 |
| 重信慎之介 | 2011 | 早稲田実高→早稲田大→2015年巨人2位 |
| 清宮幸太郎 | 2017 | 早稲田実高→2017年日本ハム1位 |
| 野村大樹 | 2018 | 早稲田実高→2018年ソフトバンク3位 |
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■2024年度の早稲田実業の注目選手
宇野真仁朗（うの・しんじろう）
右投右打の内野手で2024年のドラフト候補でもある。2018年には「第10回 BFA U12アジア選手権」に侍JAPANの一員として参加。外野手としてベストナインに選ばれるなど銅メダル獲得に貢献した。
早実では1年時からレギュラーとしてプレー。ショート、サード、セカンドと内野の複数ポジションを守ることができる。また長打力にも優れており、高校通算本塁打は60本を超える。3年夏の西東京大会でも5回戦（日本学園戦）、準々決勝（国学院久我山戦）と2試合連続で本塁打を放った。
■早稲田実業を指導する和泉実監督について
和泉実（いずみ・みのる）
早実2年時に春夏連続で甲子園に出場し、早稲田大でも野球を継続。南陽工を経て1992年より早実の監督に就任した。2006年には斎藤佑樹らを擁し、同校にとって初めてとなる夏の甲子園制覇を果たした。
■2024年度の早稲田実業の公式戦成績（23年秋～）
2023年
秋季東京大会：準決勝敗退
- 1次予選：狛江（6-1）
- 1次予選：都市大等々力（13-0）
- 1回戦：東京実（13-1）
- 2回戦：高島（5-0）
- 3回戦：岩倉（11-10）
- 準々決勝：日大鶴ケ丘（5-4）
- 準決勝：関東第一（1-5）
2024年
春季東京大会：4回戦敗退
- 2回戦：立正大立正（6-2）
- 3回戦：雪谷（8-1）
- 4回戦：明大中野（1-3）
選手権西東京大会：優勝
- 3回戦：明大八王子（6-4）
- 4回戦：上水（8-1）
- 5回戦：日本学園（6-1）
- 準々決勝：国学院久我山（14-13）
- 準決勝：日大二（14-3）
- 決勝：日大三（10-9）
