9月29日、シドニー・スーパードーム(オーストラリア)でFIBA女子バスケットボールワールドカップ2022の準々決勝4試合が行われた。
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アメリカ 88-55 セルビア
第1試合は、グループフェーズで唯一全勝を飾ったアメリカと、グループBを3位通過したセルビアが対戦。88-55でアメリカが快勝している。
第1クォーターで2点差をつけたアメリカは、第2Qを連続12得点で締めくくり、ハーフタイムまでに17点をリード。さらに後半も第3Q開始から連続8得点で突き放し、その後も逃げ切って大勝した。ケルシー・プラムが17得点、エイジャ・ウィルソンが15得点、8リバウンド、アリッサ・トーマスが13得点、14リバウンド、7アシスト、3スティールを記録している。
カナダ 79-60 プエルトリコ
第2試合では、グループBを2位通過したカナダが、グループAを4位で突破したプエルトリコに79-60と勝利。1986年以来の表彰台に向けて前進した。
第1Qに連続12得点などで15点のリードを手にしたカナダは、第2Qも差を広げて21点差をつけて前半を終了。後半、第3Qにやや点差を縮められたが、逃げ切ってベスト4に駒を進めている。
中国 85-71 フランス
第3試合の中国とフランスの一戦は、グループAを2位通過した中国が、グループBを4位で突破したフランスを85-71で下した。中国は1998年から導入された準々決勝で初勝利。同じオーストラリアの地で準優勝した1994年以来のメダル獲得に向けて前進した。
中国はタイスコアで迎えた第2Q、開始から連続6得点をあげると、中盤にも連続7得点をマーク。50-39と二桁点差をつけてハーフタイムを迎えた。後半、第3Qを8点リードで終えた中国は、第4Q序盤に5点差まで追い上げを許したが、その後15-6のランで振り切っている。
オーストラリア 86-69 ベルギー
第4試合では、グループBを首位通過したオーストラリアが、グループAを3位で突破したベルギーを86-69で下した。
ホスト国のオーストラリアは、第1Qに連続11得点をあげるなどして二桁点差をつける。第2Qでもリードを広げ、15点差で前半を終えると、後半も立ち上がりから連続9得点。24点と大量リードを奪って第4Qを迎えて逃げ切っている。
準決勝の2試合は9月30日に行われ、アメリカとカナダ(日本時間16時~)、中国とオーストラリア(同18時30分~)が対戦する。