6月14日、バスケットボール男子FIBA U16アジア選手権2022のグループ予選日本代表対フィリピン代表の一戦がAl-Gharafa Sports Club Multi-Purpose Hall(カタール)で行われ、日本が73-67で勝利した。
日本は序盤から主導権を握り、前半を35-24と二桁リードを作ってハーフタイムを迎える。だが、後半得点が伸び悩む展開になると、第4Q残り2分18秒には#3 Caelum Emmanuel Harrisに3ポイントショットを許して63-69と6点差にされ、残り33秒には#24 Alexander Svetoslav Konovの得点で67-71の4点差まで詰め寄られる。
最後は相手のシュートが外れてなんとか逃げ切ったものの、日本にとっては終盤に追い上げられる後味の悪い勝利となった。
日本は#10 川島悠翔(福岡大大濠高2年)が前半だけで3P4本中3本成功などで21得点、8リバウンド、2アシストとコートを支配し、日本を牽引。後半はシュートタッチを失って得点は伸びなかったものの、それでも試合最多となる26得点、18リバウンドという堂々たるスタッツを残し、圧倒的な存在感を見せつけた。
グループ予選を2勝0敗で終えた日本は、C組首位で準々決勝進出が決定。6月17日に行われる準々決勝でA組2位とB組3位の勝利チームと対戦する。以降は勝ち抜き戦となり、上位4位に入れば(つまり準々決勝に勝利すれば)、7月2日からスペインで開催されるFIBA U17ワールドカップへの出場権を手にすることになる。