【ボクシング】ファン・フランシスコ・エストラーダvsジェシー『バム』ロドリゲス 日程・放送配信・無料視聴・全カード|6.30 WBC世界スーパーフライ級タイトルマッチ

Juan Francisco Estrada - Jesse Rodriguez
(Melina Pizano/Ed Mulholland/Matchroom Boxing/Sporing News)
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現地時間6月29日(日)、米アリゾナ州フェニックスのフットプリントセンターにて、軽量級のベテランと若手、2人のスターによる世代間対決が実現する。WBCならびにリング誌世界スーパーフライ級王者ファン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)とジェシー『バム』ロドリゲス(アメリカ)の試合は、日本時間6月30日(月)10:30から、スポーツ専門の動画配信サービス『DAZN(ダゾーン)』にてライブ配信される。

この試合の1週間後、WBA同級王者の井岡一翔が、7月7日(日)に日本で行われるIBF同級王者フェルナンド・マルティネス(アルゼンチン)との統一戦に勝てば、井岡が対戦を熱望してきたエストラーダと、若手の注目株ロドリゲスの新旧スター対決の勝者が、お互いの次戦の対戦相手として大きくクローズアップされることになるはずだ。その意味でもこの一戦は、日本のボクシングファンにとって注目のタイトルマッチとなる。

関連記事:エストラーダvsバム・ロドリゲスの勝敗予想・参考オッズ|6.30 WBC世界スーパーフライ級タイトルマッチ

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ここでは、エストラーダvsロドリゲスの日程・放送配信・視聴方法・全カードなどの情報をまとめて紹介する。

🛎見どころ:軽量級の新旧スター対決が実現

34歳の『エル・ガヨ』(El Gallo=雌鶏)エストラーダは2008年にプロデビューすると、163cmのフレームで対戦相手を圧倒し、これまでにフライ級、スーパーフライ級で世界タイトルを手にしてきた実績の持ち主だ。2018年、シーサケット・ソー・ルンヴィサイ(タイ)に敗れ、WBC世界スーパーフライ級のベルトを失ったが、2019年のリターンマッチに勝利して以降は2022年のアルヒ・コルテス(メキシコ)戦まで8連勝を継続中だ。

2022年末には、宿敵『チョコラティート』ローマン・ゴンザレスを2-1の判定で下し、当時空位だったWBCのベルトを獲得している。そこから約1年半のブランクとなったが、今回のロドリゲスとの対戦でその実力にサビつきがないことを証明しようとしている。

「バム・ロドリゲス戦で復帰を発表できて嬉しく思っている。チョコラティートに勝った後は、しっかりと休息を取らせてもらった。おかげで家族や子供たちと良い時間を過ごせたし、ずっと悩まされてきた故障も治すことができた。ロドリゲスが危険なファイターであることは重々承知しているが、自分も万全の状態にある。6月の試合では、『ガヨ』のエキサイティングな試合で存分に楽しませるよ」

対するロドリゲスは、ジュニア・ワールド・チャンピオンの銀メダリストを経て2017年にプロデビューを果たした。2022年にはカルロス・クアドラス(メキシコ)を倒してWBC世界スーパーフライ級のタイトルを獲得したが、フライ級転向のために同王座を返上。そして2023年4月にクリスチャン・ゴンサレス・ヘルナンデス(メキシコ)を倒して24歳でWBO世界フライ級王座を、同年12月にはサニー・エドワーズ(イギリス)を倒してIBF世界フライ級王座を手に入れた。

その後、ロドリゲスは再度スーパーフライ級へと戻り、憧れでもあったエストラーダへ挑戦することとなった。だが、今のロドリゲスにとってはエストラーダを倒し、自身が若手トップファイターのひとりであることを証明すること以外は頭にない。

「自分にとって4つ目の世界タイトル戦を『ガヨ』のようなレジェンド相手に戦えるのは最高だ」とロドリゲスは語る。

「ずっとこの試合を待ち続けていたからね。今一度、自分の実力を証明してみせる。その準備は万全だ」

ロドリゲスはすでに名門リング誌や本誌のパウンド・フォー・パウンド(PFP)ランキングにも名を連ねる軽量級のスターだが、過去にはPFP入りし、長らく軽量級のアイコンのひとりとして君臨してきたエストラーダを倒せば、軽量級を席巻する『モンスター』井上尚弥に次ぐ存在としてさらなる評価を得ることになるはずだ。

一方で、エストラーダはWBA王者の井岡一翔、IBF王者のフェルナンド・マルティネスからその首を狙われる立場。ロドリゲスは本誌独占インタビューの中で井岡との対決プランを示唆するなど、すでに将来を見据えているが、エストラーダもその立場をやすやすと引き渡すことはないはずだ。

果たして、現世代最高峰のベテラン技巧派と、脅威の当て感を持つ若手スターによる軽量級屈指の新旧対決の行方は?

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🥊試合概要(日程・メインイベント・会場)

  • カード:WBC世界スーパーフライ級タイトルマッチ
    • ファン・フランシスコ・エストラーダ(王者、メキシコ)vs ジェシー・ロドリゲス(アメリカ)
  • 試合時刻:日本時間2024年6月30日(月)14:00頃リングインの見込み​​​​​​​
    • ※DAZNは6月30日10:30配信開始
    • ※上記の時間は、すべて当日の大会・試合進行次第で前後する。
  • 会場:フットプリントセンター(米アリゾナ州フェニックス、最大収容人員18422人)

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📺📱💻放送・配信先(テレビ中継・インターネット配信)

この試合は、スポーツ専門の動画配信サービス『DAZN(ダゾーン)』でライブ配信される。

『DAZN』のボクシングコンテンツは一部試合を除き、「DAZN GLOBAL」という「DAZN STANDARD」よりも廉価なプラン(月額税込980円)で視聴可能となっており、この試合も「DAZN GLOBAL」で視聴することができる。

もちろん、「DAZN STANDARD」が視聴可能な『Amazonプライムビデオ(Amazonプライムビデオ)』の『DAZNチャンネル』、『ABEMA(アベマ)』の『ABEMA de DAZN』、『DMMxDAZNホーダイ』、『DAZN for docomo』、auの各種パックなど他社提携サービスでも視聴可能だ。

地上波・BS/CS(スカパー!)でのテレビ放送および、スポーツ中継実績のあるインターネット配信サービスのU-NEXT(ユーネクスト)、SPOTV NOW(スポティービーナウ)、lemino(レミノ)等でのライブ配信予定はない。

放送・配信チャンネル

  • テレビ地上波:なし
  • テレビBS/CS:なし
  • ネット:DAZN

配信日時

  • 2024年6月30日(月)10:00~

※試合開催・放送予定は主催者・放送局の都合により変更になる場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください

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👀エストラーダvsロドリゲスは無料で見られる?おトクに観るには?

現在、『DAZN』では無料視聴期間を設けていない。唯一、auからの加入で初月無料のサービス提供はあるが、キャリア変更の手間などを考えると現実的な選択肢とは考えにくい。

ボクシング以外のスポーツを観る機会が少ないということであれば、DAZNの廉価版プラン「DAZN GLOBAL」で契約すれば月々980円とお得に視聴することも可能だ。ただし、人気選手の試合などは対象外となるケースもあり、将来的にビッグマッチの視聴なども考慮すれば、DAZN全コンテンツが見られる「DAZN STANDARD」を検討してほしい。

その「DAZN STANDARD」と「DMMプレミアム」のセットパックとなる『DMMxDAZNホーダイ』は、「DAZN STANDARD」月額プランだけを契約するよりも1270円安い。また、退会手続きが面倒なDAZN直契約とは違い、簡単な手順で退会・再契約が可能なため、お試し感覚で気軽に利用できる点からも最もオススメだ。


👊ファン・フランシスコ・エストラーダの戦績・バイオ

  • 国籍:メキシコ 
  • 誕生日:1990年4月14日(34歳)
  • 身長: 163cm
  • リーチ: 168cm
  • 総試合数:47試合 
  • 戦績:44勝3敗(28KO)

👊ジェシー・ロドリゲスの戦績・バイオ

  • 国籍:アメリカ 
  • 誕生日:2000年1月20日(24歳)
  • 身長:163cm
  • リーチ:170cm
  • 総試合数:19試合
  • 戦績:19勝0敗(12KO)

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🥊エストラーダvsロドリゲス 全カード

  • WBC世界スーパーフライ級/リング誌スーパーフライ級タイトルマッチ
    • ファン・フランシスコ・エストラーダ(王者、メキシコ)vs ジェシー・ロドリゲス(アメリカ)
  • フライ級
    • サニー・エドワーズ(イギリス)vs エイドリアン・クリエル(メキシコ)
  • スーパーバンタム級
    • アルトゥーロ・ポポカ(メキシコ)vs ダニー・バリオス・フローレス(アメリカ)
  • WBC女子世界スーパーバンタム級タイトルマッチ
    • ヤミレス・メルカド(メキシコ、王者)vs ラムラ・アリ(ソマリア) 
  • バンタム級
    • ガブリエル・ムラタラ(アメリカ)vs カルロス・フォンテス(メキシコ) 
  • ウェルター級
    • ファビアン・ロホ(アメリカ)vs ダニエル・ゴンサレス(アメリカ) 
  • スーパーライト級
    • レオナルド・ルバルカバ(アメリカ)vs ウィリアム・フレノイ(アメリカ)  

※この記事はスポーティングニュース国際版の記事を翻訳し、日本向けに一部編集を加えたものとなります。翻訳・編集: 石山修二(スポーティングニュース日本版)

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Daniel Yanofsky is a combat sports editor at The Sporting News.
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スポーティングニュース日本版アシスタントエディター
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