ア・リーグ優勝決定シリーズ:レッドソックス対アストロズ 3つのキーポイント

verlander martinez

ボストン・レッドソックスがヒューストン・アストロズを本拠地で迎え撃つ第1戦から始まるアメリカン・リーグ優勝決定シリーズは、エキサイティングなシリーズになるだろう。

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108勝したレッドソックスと103勝したアストロズは、リーグトップ2の勝率を記録したチームだ。さて、この両チームはどんな戦いを見せるのだろうか?

以下、シリーズの鍵を握る3つのポイントだ。

レッドソックスのブルペン

クリス・セール、リック・ポーセロ、ネイサン・イオバルディら優れた先発投手が揃っているレッドソックスにとって、ブルペンはアキレス腱だ。シーズンを通じて課題であり、今も問題は残っている。

ニューヨーク・ヤンキースとの地区シリーズ4試合で、レッドソックスのリリーフ陣は17 2/3イニングを投げて防御率3.57だった。16-1で圧勝した第3戦を除くと、防御率は4.02になる。クレイグ・キンブレルは第4戦の9回、1安打2四球で2失点し、あわやセーブ失敗となるところだった。もし一塁手スティーブ・ピアースの試合を救うプレーがなければ、ヤンキースが第5戦に持ち込んでいたかもしれなかった。

地区シリーズで勝利した3試合の全てで、レッドソックスは先発投手が最低5イニングを投げた。デービッド・プライスが2回途中で降板した第2戦のように、先発投手が早くマウンドを降りるとレッドソックスは勝てない。

カルロス・コレアは復調するか?

2017年に打率.315、24本塁打、84打点を記録したコレアは今季、打率.239、15本塁打、65打点に終わった。単に不振だった、というだけではない。コレアはシーズンの大半を背中のケガと戦い、今も影響を受けているという。

ポストシーズンに入っても調子は上がらず、今のところ10打数1安打2打点、3四球。クリーブランド・インディアンス相手に得点を重ねたアストロズ打線において、コレアの復調が待たれる。

シリーズ最初の2試合はフェンウェイ・パークで行われるが、コレアは同球場で今季、3試合で12打数2安打、打率.167に終わっている。

アストロズの投手力対レッドソックスの打撃力

アストロズは今ポストシーズンを迎えるにあたり、間違いなく最高の先発ローテーションを有していた。地区シリーズでインディアンスに3連勝した今、その実力に疑いの余地はない。ジャスティン・バーランダー、ゲリット・コール、ダラス・カイケルは計17 1/3イニングを投げて自責点5、21奪三振。もしブルペンも含めると、アストロズの投手力は異次元だ。

レッドソックスはヤンキースとの4試合で27点を奪い、第3戦では16得点した。JD・マルティネスが打率.357、6打点を記録したのを筆頭に、レッドソックスはシリーズを通じてチーム打率.279をマーク。MVP候補のムーキー・ベッツが16打数3安打、打率.188だったにも関わらず。

もし歴史に従うなら、投手力がポストシーズンを勝ち進む鍵を握る。しかし今は、何が起きてもおかしくない。

原文:MLB postseason 2018: Three keys to the Red Sox vs. Astros ALCS matchup

翻訳:Muneharu Uchino


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