報道によると、デトロイト・ピストンズが、元フェニックス・サンズのヘッドコーチであるモンティ・ウィリアムズを招へいすることで合意に達したようだ。
『AP』によると、契約期間は6年。『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者は、NBAの歴史で最大となる6年総額7880万ドル(約110億3200万円/1ドル=140円換算)の契約と報じた。
Monty Williams has agreed to a six-year, $78.5 million contract with the Detroit Pistons, sources tell ESPN. It’s the largest coaching deal in NBA history.
— Adrian Wojnarowski (@wojespn) June 1, 2023
ウィリアムズは2019年にサンズの指揮官に就任し、2020-2021シーズンに11年ぶりとなるプレイオフ進出を果たすと、NBAファイナルまで勝ち進んだ。2021-2022シーズンは球団記録の64勝をあげ、最優秀コーチ賞を受賞している。だが、2年連続で西地区準決勝敗退に終わり、先日サンズから解任されていた。
一方、優勝3回のピストンズは、ここ14年間でプレイオフ進出が2回。2022-2023シーズンはリーグ最少の17勝に終わり、ドウェイン・ケイシー・ヘッドコーチが退任してフロントオフィス入りすることを明かしていた。
ピストンズは2021年のNBAドラフトでケイド・カニングハムを全体1位で指名。2022年のドラフトでは全体5位でジェイデン・アイビー、全体13位でジェイレン・デューレンを指名している。2023年のNBAドラフト指名順は、ドラフトロッタリーの結果で5位指名権となった。