11月5日(日本時間6日)、ウィスコンシン州ミルウォーキーのファイサーブ・フォーラムで行われたオクラホマシティ・サンダー対ミルウォーキー・バックスの一戦は、108-94でバックスが勝利した。
バックスは前日のミネソタ・ティンバーウルブズ戦で今季初のトリプルダブルを達成したヤニス・アデトクンボが今季初の欠場。エース不在の中で活躍したのが、3ポイントショット4本成功を含むフィールドゴール16本中10本成功で25得点をあげたブルック・ロペスだ。
試合後、ロペスは「エキサイティングだったよ」と述べた。
「ヤニスは休む機会だった。そして僕たちは向上するチャンスだった。彼がいなくてどうなのか、それでもよりうまくできるかを見る機会だった」
第1クォーターに3本の3Pを成功させたロペスについて、マイク・ブーデンホルザー・ヘッドコーチは「何度も良い試合をしてきてくれた彼だが、最初からあれほどうまく3Pを決め、ペイント内でもあのように力強かった。本当に様々なかたちで多くをもたらしてくれたよ」と賛辞を寄せている。
「彼は怪物的だったね」
残り10分22秒で10点差まで追い上げられたバックスだが、それからの3分間で11-2のラン。再びサンダーを突き放し、球団新記録となる開幕からの連勝を9に伸ばした。開幕9連勝は、NBAで2015年のゴールデンステイト・ウォリアーズ(開幕24連勝)以来の成績だ。
ロペスは「もちろん楽しいよ」と話した。
「すごく素晴らしいのは、とにかくもっともっと良くなると感じていることだろうね。試合後、特に攻撃面でどれだけ自分たちが向上できるかを話していたんだ」
バックス(9勝)はロペスのほか、グレイソン・アレンが19得点、ジェボン・カーターが18得点、ボビー・ポーティスが12得点、21リバウンド、ドリュー・ホリデーが10得点、6リバウンド、13アシストを記録している。
一方、サンダー(4勝5敗)はシェイ・ギルジャス・アレクサンダーが18得点、ジョシュ・ギディーが15得点、6リバウンド、ジェレマイア・ロビンソン・アールが12得点をマークした。