ブルズ勝利でヒートとのプレイオフ争いへ ラプターズはホームで終戦 |NBAプレイイン・トーナメント2023

Author Photo
Zach LaVine Chicago Bulls
(NBA Entertainment)

4月12日(日本時間13日)、オンタリオ州トロント(カナダ)のスコシアバンク・アリーナで行われたイースタン・カンファレンスのプレイイン・トーナメント、シカゴ・ブルズ対トロント・ラプターズの一戦は、109-105でブルズが勝利した。

東地区の9位ラプターズの本拠地に乗り込んだ10位ブルズは、前半終了間際にフレッド・バンブリートのブザービーターショットを決められ、二桁点差をつけられてハーフタイムに突入。第3クォーターには一時19点のビハインドを背負った。

▶豪華景品付き! 「スポーツ番付勝利予想」に挑戦しよう

だが、9点差まで追い上げて迎えた第4Q、ブルズは第3Qまで19本中3本成功だった3ポイントショットが、第4Qで7本中4本成功。残り6分26秒にアレックス・カルーソの3Pでタイスコアとし、同5分7秒にパトリック・ベバリーの3Pでリードを奪う。

残り17.9秒にザック・ラビーンのフリースローで3点リードとしたブルズは、カルーソのファウルで3本のFTを与えたが、パスカル・シアカムの2本の失敗にも救われて逃げ切った。

ブルズはラビーンが39得点、6リバウンド、デマー・デローザンが23得点、7リバウンド、ニコラ・ブーチェビッチが14得点、13リバウンド、パトリック・ウィリアムズが10得点を記録した。

ビリー・ドノバン・ヘッドコーチは「素晴らしいパフォーマンスだった」とラビーンを称賛している。

「我々に命と希望を与えてくれた」

一方、36本中18本成功(第4Qで10本中5本成功)とFTの精彩を欠いたラプターズは、シアカムが32得点、9リバウンド、6アシスト、バンブリートが26得点、12リバウンド、8アシスト、スコッティー・バーンズが19得点、10リバウンド、OG・アヌノビーが13得点をマークした。

ニック・ナースHCは「今夜は勝てるだけの良いプレイをしたと思うが、我々の願うようにはいかなかった」と落胆。シアカムは「もっと向上しなければならない」と述べている。

「安定感が十分じゃない。それを変えなければならない」

敗れたラプターズは2年連続のプレイオフ進出ならず。一方、勝利したブルズは14日(同15日)、フロリダ州マイアミのカセヤ・センターで東地区7位のマイアミ・ヒートと対戦。この試合の勝者が東地区の第8シードとしてプレイオフに進出し、ファーストラウンドで第1シードのミルウォーキー・バックスと対戦する。

ボックススコア

▶スポーツ観るならDAZNで。スマホやTVでスポーツをいつでも楽しもう

著者
Author Photo
NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ
LATEST VIDEOS