レブロン・ジェームズがカイリー・アービングに言及 「多くの人を傷つけた」

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LeBron James Los Angeles Lakers
(NBA Entertainment)

ブルックリン・ネッツのカイリー・アービングがツイッターで反ユダヤのドキュメンタリー映画へのリンクを投稿したことについて、ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズは、アービングが「多くの人を傷つけた」と話した。

レイカーズが130-116で勝利した11月4日(日本時間5日)のユタ・ジャズ戦後、ジェームズは「肌の色や背の高さ、どういう立場かは関係ない」と述べている。

「人を傷つけるような、コミュニティに有害なことを宣伝したり、勧誘したり、言ったりするなら、自分はそれを尊重しない。容認できない」

ネッツはアービングに同日のワシントン・ウィザーズ戦から最低5試合の無給出場停止処分を科した。『Nike』もアービングとの取引を停止としている。

3日(同4日)、ネッツの処分発表後、アービングはインスタグラムに謝罪を投稿した。ネッツのショーン・マークスGMは、報道陣に対し、アービングの謝罪を「正しい方向への一歩」と考えていると話している。だが、チームに復帰する前に、チーム幹部やユダヤ人指導者と面談しなければいけないともつけ加えた。

2度目のクリーブランド・キャバリアーズ在籍時(2014~17年)、アービングと一緒にプレイしたジェームズは、「自分の発言が多くの人を傷つけるものだったということを彼が理解するように願う」と話している。

「人間だから、僕たちの誰も完璧ではない。でも、自分がやったことや自分のとった行動が、多くの人を傷つけるものだったということは分かってほしい」

またジェームズは、自身の制作会社が、ラッパーのカニエ・ウェストが番組で反ユダヤ発言をした「The Shop」のエピソードの放映を拒んだという『Andscape』の報道を認めた。

ジェームズは「ユダヤ人コミュニティ、黒人コミュニティ、アジア人コミュニティと、いずれの人種に対しても、あらゆる類のヘイトを自分は容認しない」と話している。

原文:LEBRON JAMES SAYS KYRIE IRVING 'HARMED A LOT OF PEOPLE' WITH RECENT ACTIONS

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