渡邊雄太は3ポイントコンテストのプレッシャーに対処できるか?

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Yuta Watanabe Brooklyn Nets
(Getty Images)

元NBA選手のチャンドラー・パーソンズは、渡邊雄太の3ポイントショットの数字を信じていない。

『FanDuel TV』にアナリストとして出演したパーソンズは、プレッシャーがかかる中での渡邊の3Pの力に懐疑的な見方を示した。

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進行役のミシェル・ビードルとアナリストのシャムズ・シャラニアは、ユタ州ソルトレイクシティで行われる今年のオールスターウィークエンドで渡邊に3ポイントコンテスト出場の機会が与えられるべきと考えている。

シャラニアは「彼が含まれるべきだ」と述べ、ビードルも「彼はいなければいけない」と続いた。

だが、パーソンズは激しく反対している。

パーソンズは「彼を3Pコンテストに出すことはできない」と述べた。

「プレッシャーがかかる中ではひどく崩れると思う」

さらに、パーソンズは「彼が素晴らしい年にしているのは分かっている。成功率が高いのは知っているよ。でも、NBA最高のシューターたちといって、雄太のことを考えるか?」と話している。

ビードルは考えると答え、シャラニアは「3Pコンテストに彼を出すべきだよ、チャンドラー。今の彼はコーナーからの3PでNBAのトップだ」と述べた。

だが、パーソンズは納得せず、「彼が勝つことはないだろう」と答えている。

パーソンズも3Pを決めてきた選手だ。2014年にはハーフで連続10本の3P成功というNBA記録を樹立した(2018年にクレイ・トンプソンが並んでいる)。9年のキャリアでパーソンズは3P成功率37.3%を記録し、2017-2018シーズンには自己最高の42.1%をマークした。

なぜパーソンズがそこまで渡邊のことを強く言ったのかは不明だ。渡邊のルーキーイヤーだった2018-2019シーズン、パーソンズと渡邊はメンフィス・グリズリーズでチームメイトだった。パーソンズは負傷の問題で25試合出場にとどまり、渡邊も出場15試合だった。

おそらく、パーソンズは自身が招かれることがなかったことに腹を立てているのだろう。だが、今季の渡邊ほどうまく彼がショットを決めたこともない。

渡邊が3Pコンテスト出場にふさわしいのは確かだ。今季は成功率52.7%を記録しており、主にその信頼できるショットでブルックリン・ネッツに大きく貢献してきた。『HoopsHype』で本人は選出されたら「光栄」と話している

今季の渡邊のショットを考えれば、元チームメイトが間違えていると証明する機会を得るべきだ。

原文:Former NBA sharpshooter believes Nets' Yuta Watanabe can't handle 'pressure' of 3-Point Contest

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Stephen Noh is an NBA writer for The Sporting News.
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