デュラント、60得点アービングのメンタリティーを称賛「『もっとやらなきゃ』と言っていた」

Kyrie Irving Brooklyn Nets Kevin Durant
NBA Entertainment

ケビン・デュラントが53得点をあげてから2日、自身が50得点をマークしてから1週間。3月15日(日本時間16日)のオーランド・マジック戦で、カイリー・アービングが球団最多となる60得点を記録し、ブルックリン・ネッツを150-108の勝利に導いた。

アービングとデュラントはこれにより、1961-62シーズンのロサンゼルス・レイカーズのジェリー・ウェストとエルジン・ベイラー以来となる、2試合連続で各50得点超を達成したチームメイトとなった。

デュラントは「クールなスタッツだね」と話している。

「ちょうど今は僕ら2人ともがちょっと良い勢いにあると分かったと思う。僕たちは続けていきたいと思っているよ。カイ(アービング)にとってすごい夜だと思う。でも彼は、ロッカールームに入ってきて『オレたちはもっとやらなきゃいけない』と言ったんだ。僕はそういうメンタリティーが大好きだよ。こんな特別な夜ですらそうなんだ」。

さらに、ネッツはこの試合でいくつかの球団記録やそれに匹敵する成績を残している。

  • オーバータイムを除く1試合最多得点(150得点)
  • ハーフ最多得点(前半の86得点)
  • 1クォーターの得点記録2位(第1Qの48得点)

アービングは3ポイントショット12本中8本成功(75.0%)を含むフィールドゴール31本中20本成功(64.5%)、フリースロー13本中12本成功を記録。さらに6リバウンド、4アシスト、4スティールをマークした。それらすべてを、35分間のプレイタイムで達成している。

スティーブ・ナッシュ・ヘッドコーチは「とにかく素晴らしい」と述べた。

「最初の12分間は私のキャリアのハイライトを見せてくれたみたいだった。どの試合でも彼のプレイを見るのは特別だが、完全にコントロールし、自分が望むことを何でも手に入れるようなこういう夜はスペシャルだよ。それを間近で見ることができ、その場にいることができたのはうれしいね」。

アービングは前半に3P7本中6本成功を含むFG17本中14本成功で41得点をマークした。

デュラントは「カール・アンソニー(タウンズ)が素晴らしいパフォーマンスで60得点をあげた次の夜にカイリーがそれをやってのけるなんて、今のリーグはすごいところだ。たくさんのタレントとそのスキルを毎日見ることができている。今回もエリートクラスのひとつだった」と話している。

アンドレ・ドラモンドは「ああいう試合をしていれば、何も間違うことなんてない」と述べた。

「僕はただ、できるだけ彼をオープンにしようとしただけだ。彼が必要としていた、わずかばかりのスペースをつくるということさ。そして彼ができるだけ良いショットを打てるようにした。彼は乗っていたから、見ていて楽しかったよ」。

第3Qを終え、アービングは51得点としていた。デロン・ウィリアムズが2012年3月4日(同5日)のシャーロット・ホーネッツ戦でマークした球団記録は57得点だった。

アービングは「ベンチで誰かが教えてくれたんだ」と話している。

「ちょうど試合の流れの中で達成できて、ありがたく思っている。たぶん、いくつか僕が打つべきじゃないショットもあった。タフなショットや、ダブルチーム、トリプルチームされたりね。でも、笑顔でやれている限り、チームメイトがあまり怒っていない限り、それで値打ちのある夜にできたんだ」。

デュラントは「ウォームアップで僕たちを紹介してくれた時に、カイに対してすごい歓声があった。彼は世界中にとても多くのファンがいて、多くの人たちに影響を及ぼしている。その彼に対するああいう愛情を見ることができたのは素晴らしかった」とは述べた。

「彼がああやって彼らのためにショーとし、忘れられないような夜にすることができたのは、なおさら良かったね」。

原文:BROOKLYN NETS' KYRIE IRVING SCORES FRANCHISE-RECORD 60 POINTS(抄訳)

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