フィラデルフィア・76ersのジェームズ・ハーデンが、4740万ドル（約64億4640万円／1ドル＝136円換算）のプレイヤーオプションを行使せず、その上で76ersと再契約することを決めたようだ。『AP』が報じている。
ハーデンの決断は、76ersがフリーエージェント交渉で柔軟性を持てるようにするためとのこと。FA交渉は6月30日（日本時間7月1日）に解禁となるが、76ersはマイアミ・ヒートのPJ・タッカーらの獲得が噂されている。
APによると、チームがその他のニーズを満たし、2023年に優勝を競う可能性を高めてから、4740万ドルに近い金額で76ersと新契約を結ぶのが有力という。
得点王3回のハーデンは2021-22シーズン、平均22.0得点、10.3アシストを記録。シーズン途中にブルックリン・ネッツから76ersにトレードで移籍した。イースタン・カンファレンス第4シードでプレイオフに進出した76ersは、カンファレンス・セミファイナルでマイアミ・ヒートに2勝4敗で敗れて敗退している。
APは、76ersのシーズンが終わった5月12日（同13日）、ハーデンが去就を問われて「ここにいるだろう」と話したことを伝えている。
「そう、僕はここにいるだろうね。このチームが成長を続け、さらに向上できるように、何でもする。最高のレベルで競って勝つために必要なことをする」
