ポートランド・トレイルブレイザーズは7月6日（日本時間7日）、ユスフ・ヌルキッチ、アンファニー・サイモンズと再契約を結んだことを発表した。契約内容の詳細は公表されていない。
ジョー・クローニンGMは「主軸の重要な存在としてヌルキッチとサイモンズの両者を戻すことは、我々にとって非常に重要なことでした」と話している。
「ヌルキッチのフィジカルの強さやリバウンド能力、守備の才覚は、攻守両面において我々がすることに欠かせません」
「アンファニーはすでにリーグ有数のトップスコアラーであり、終わったばかりのシーズンではショットクリエイターや配球においてもエリート級の能力を見せてくれました。ポートランドでの最初の4シーズンで見せてきた成長を彼が今後も続けてくれることに興奮しています」
27歳のヌルキッチは2021-22シーズン、ブレイザーズで56試合に出場（全試合先発）。平均15.0得点（フィールドゴール成功率53.5％、フリースロー成功率69.0％）、自己最多の11.1リバウンド、2.8アシスト、1.11スティールを記録した。平均15得点＆11リバウンド超を達成したNBAの8選手のひとりだ。リバウンドはチーム最多、得点はチーム2位だった。
2017年2月13日（同14日）のトレードでデンバー・ナゲッツから加入したヌルキッチは、ブレイザーズでの5シーズン強で272試合に出場し、平均14.6得点、9.9リバウンド、2.8アシスト、1.00スティール、1.25ブロックをマークしている。加入以降のチーム成績は160勝112敗（勝率58.8％）。
2014年のドラフトでシカゴ・ブルズに全体16位で指名されたヌルキッチは、ブレイザーズとナゲッツで411試合に出場（先発330試合）。平均12.2得点（FG成功率50.0％、FT成功率67.2％）、8.5リバウンド、2.2アシスト、0.91スティール、1.19ブロックを記録している。
一方、23歳のサイモンズは2021-22シーズン、ブレイザーズで57試合に出場（先発30試合）。平均17.3得点（FG成功率44.3％、3P成功率40.5％、FT成功率88.8％）、2.6リバウンド、3.9アシストをマークした。1月3日（同4日）に完全なスターターとなって以降の27試合では、平均23.4得点、2.7リバウンド、5.8アシストという成績だ。
2018年のドラフトでブレイザーズに全体24位で指名されたサイモンズは、211試合に出場（先発35試合）。平均10.2得点（FG成功率42.5％、3P成功率39.2％、FT成功率83.3％）、2.2リバウンド、2.0アシストを記録している。
