チームから3Pの多投を求められるブランドン・イングラム「やれることをやる」

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Brandon Ingram

昨季キャリア初のオールスターに選出されたニューオリンズ・ペリカンズのブランドン・イングラムは、2018-19シーズンに記録した1試合平均1.8本という3ポイントショット試投数の約3倍にあたる6.2本を昨シーズン放った。今季はさらにアウトサイドからのシュート数が増える可能性がある。

イングラムは、12月12日(日本時間13日)にスタン・バン・ガンディ・ヘッドコーチら新たなコーチングスタッフからの指示について「もっと3Pを打っても構わないという話だった」と答えた。

「(3Pを)打つためにやれることをやる。自分のショットの形は理解しているし、どうすれば自分のショットを打てるかもわかっている」。

2019-20シーズンの最優秀躍進選手賞(MIP賞)に輝いたイングラムは、18-19シーズンから19-20シーズンにかけて3P成功率を33.0%から39.1%まで上昇させた。また、フリースロー成功率も67.5%から85.1%にまで上昇。バン・ガンディHCは「ブランドンは、急激に成長した」と語った。

「今まで以上に3Pを打って、それらを高いレベルで成功させた。フリースローに関しても同じことが言える。非常に効率よく成功させた」。

「彼はミッドレンジからのショットを得意にしている。しかし、彼ほどのサイズがある選手が今までよりアタックしてフリースローラインに立ち、そして3Pを多投すれば、さらにレベルアップできる」。

昨季を振り返ったイングラムは、18-19シーズンの平均5.9本から19-20シーズンは6.3本に増加したフリースロー試投数についても触れ、もっとドライブを仕掛けられたと話した。

昨季は11試合で30得点超えをマークし、平均25.3得点を記録したイングラムは、深い位置からのショット増加についても、こう答えている。

「そのときに調子が良いものを続ける。ミッドレンジからのショットの調子が良ければ、それを続ける。もし3Pを5本成功させられれば、10本成功を狙う。良い感触のあるプレイ、それにチームメイトがいけると思ってくれている形でシュートを打ち続ける」。

原文:Brandon Ingram ready to fire more threes in 2020-21, after a major jump last season by Jim Eichenhofer/Pelicans.com(抄訳)


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