ネッツがジャック・ボーンHC体制での初戦に勝利

Jacque Vaughn

ケニー・アトキンソン前ヘッドコーチの退任により、アシスタントコーチのジャック・ボーンが今季終了までブルックリン・ネッツの指揮を執ることとなった。ボーンHC体制となって迎えた3月8日(日本時間9日)の初戦、ネッツはシカゴ・ブルズに110-107で勝利した。

ボーンHCが暫定HCの就任を打診されたのは、試合前日の朝だった。アトキンソンとショーン・マークスGMから連絡を受け、その後ボーンHCはGMと一緒に選手に説明した。

ボーンHCは、初戦前の練習に参加できなかったものの、選手、コーチ陣の一人一人と話をしたという。

ボーンHCは「ショーンが素晴らしいのは、協力し合うところ」と語った。

「コーチングスタッフ、パフォーマンススタッフとも協力し合う。それこそ理想的な関係。私は選手たちに真実を伝えた。チームには必要だったことで、選手たちも求めていたことだと思う。その責任があるポジションに就いた」。

2016-17シーズンからネッツのACを務めているボーンHCは、以前オーランド・マジックのHCを務め、2シーズン強で58勝158敗という戦績を残した。

ネッツの暫定HCを任された彼は、選手とのコミュニケーションを重視し、ブルズ戦の先発センターには21歳のジャレット・アレンではなく、ベテランのディアンドレ・ジョーダンを起用。今後も変更を加えていくことを試合後に示唆した。

ボーンHCが特に指導に力を入れているキャリス・ルバートは、「彼はとても誠実な人で、燃えるような競争心を持っている人。このリーグで長年プレイした人だし、成功を収めた。成功を収めるのに何が必要かを理解している」と話した。

スペンサー・ディンウィディも、「JVは元NBA選手」と、ボーンHCを称えている。

「経験も豊富で、HCも経験済み。正直に話してくれるし、これからもチームを上昇させてくれる。プレイオフに導いてくれる存在で、厳しい時期にも力を与えてくれる。素晴らしい仕事をしてくれるだろうし、僕たちもできるだけ彼の力になろうと思っている」。

原文:JACQUE VAUGHN GETS WIN IN FIRST GAME AS BROOKLYN NETS HEAD COACH by Tom Dowd/Nets.com(抄訳)


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