ヒート先勝も活躍のバトラーは「1勝に過ぎない」

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5月17日(日本時間18日)、FTXアリーナ(フロリダ州マイアミ)で行われたイースタン・カンファレンス・ファイナルのボストン・セルティックス対マイアミ・ヒート第1戦は、118-107でヒートが勝利し、シリーズ初戦を制した。

ヒートのジミー・バトラーは、フィールドゴール19本中12本成功、フリースロー18本中17本成功の41得点、9リバウンド、5アシスト、4スティール、3ブロックと攻守両面で活躍した。試合後、バトラーが報道陣の質疑に応じている。

――プレイオフが始まって12試合で3度目の40得点超にしびれているか?

そうでもない。自分にできることは分かっているというのは、チームメイトやヒートを代表して言っていることだ。自分が40得点をあげるためじゃない。僕は勝つためにプレイしている。必要なことをやって、それで40得点をあげられたというだけだ。40得点で負けたら、本当に腹が立つけどね。

――正しいバスケットボールをしようとしているといつも話すが、それはみんながやっている。だが、ポストシーズンであなたのようにはできない。

チームメイトたちをすごく信頼しているんだ。そういうプレイを続けていく。自分の周りにいて、一緒にいてくれる仲間がいてうれしい。彼らが毎日僕と一緒に戦ってくれると分かっている。

だから、彼らを信じ続ける。彼らにボールを回し続けるよ。

――最高の舞台で自分のベストを引き出せる理由は?

大舞台かどうか、誰が見ているかを気にしていないからじゃないかな。僕は家族のため、自分の大切な人たちのため、球団のため、チームメイトのためにやっている。それだけだ。大舞台かどうか、ホームかどうかは関係ない。

――コーチは、インスピレーションがあなたたちグループに火をつけると言ってた。後半に向かう際のチームのエネルギーについて聞かせてもらえるか。

コーチはあまり多くを言う必要がなかった。クレイジーだね。僕らはすでに自分たちが何を間違えていたか分かっていたんだ。

だからコーチはそのことを話し、僕たちはホームなんだからもっと良いバスケットボールをしなきゃいけないというつもりで臨んだ。チームとしてもっと良いプレイをしなければならないとね。それをしたことで、少しランにできた。

でも、これは1勝に過ぎない。望んでいたようなかたちでの白星じゃなかった。精神的に不安定なところがたくさんあったからね。敗北から学べるのと同じように、勝利からも学ぶことができる。

――40得点のためにやっているのではないと言っていたが、こういうシリーズになればさらにフィジカルな戦いになると分かっているもの。これほど多くのFTを獲得しようと狙っていたのか。

フィジカルな戦いは好きなんだ。ぶつかり合って、どちらが先に倒れるか、どちらが先にやめるのかを見たいんだよ。僕はそういうスタイルのバスケットボールが好きなんだ。彼らも同じさ。今夜は3ポイントショットが2本中0本成功だった。次は0本中0本成功にしたい。ぶつかり合うことを続けたいからだ。

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ