ロサンゼルス・クリッパーズは7月10日(日本時間11日)、ジェームズ・ハーデンと再契約を結んだことを発表した。
バスケットボール運営部代表のローレンス・フランクは、「ジェームズは昨季、フィラデルフィア・76ersから獲得した時に我々が望んでいたすべてです。実績あるスコアラーで、才能あるパサーであり、ボールを守り、味方にとって試合を簡単にする天性のファシリテイターです」と話した。
「ジェームズは自分の技術を大切にし、それを磨くために絶えることなく働きます。昨季、彼の存在で我々は向上しました。再びそうなることでしょう」
クリッパーズでの1年目だった2023-2024シーズン、ハーデンは72試合に出場し、平均16.6得点、8.5リバウンド、5.1リバウンド、1.1スティールを記録した。球団では2000-2001シーズン以来最多となるトリプルダブル達成をマーク。クリッパーズのジャージーを着た選手で初めて通算2万5000得点超を達成した。
ハーデンはNBAで得点王に3回輝き(2018年、19年、20年)、2018年にMVPを受賞。通算1072試合で平均24.1得点、7.1アシスト、5.6リバウンド、1.5スティールを記録している。3シーズン以上で平均20得点&5リバウンド&10アシストを達成した歴代4選手のひとりだ。そのほかはラッセル・ウェストブルック(5)、殿堂入りしているオスカー・ロバートソン(5)、マジック・ジョンソン(3)しかいない。
NBAドラフト2009で全体3位指名されたハーデンは、通算2万5000得点&7000アシスト&6000リバウンド超を達成した歴代4選手のひとりで、NBA創設75周年記念チームにも選ばれている。