レイカーズの永久欠番リスト:「ジェームズはその仲間入りをする」とオーナーが言及

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jeanie buss lebron James

ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズは5月、自身の将来について謎めいたコメントを口にしてレイカーズファンの背筋を震わせた。ESPYアワードでのスピーチで、38歳の彼が2023-2024シーズンもプレイすることを認めると、ファンは安堵した。

ジェームズが正式に引退するとき、彼はレイカーズのレジェンドたちの中でも特別なグループに加わることになる。『Sportskeeda』のマーク・メディナ記者とのインタビューで、レイカーズのオーナーのジーニー・バスは、クリプトドットコム・アリーナにいずれ彼のジャージーが飾られることになるだろうと明かした。

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「レイカーとして永久欠番となる基準は選手が殿堂入りするときです。私はレブロンがバスケットボールの殿堂入りを果たすことをまったく疑っていません」とバスは語っている。

「彼が殿堂入りした暁には、彼の番号は永久欠番となります。彼がバスケットボールの殿堂入りを果たすとわかっているので、永久欠番になることは間違いありません」

レイカーズの永久欠番リスト

バスが話した永久欠番の基準は大袈裟なものではなかった。レイカーズで永久欠番になっているのは球団史上わずか12人の選手で、どの選手も殿堂入りしている。

3月に16番が永久欠番となったパウ・ガソルは、2023年組の一員として来月殿堂入りする予定だ。

背番号 選手
8/24 コービー・ブライアント
13 ウィルト・チェンバレン
16 パウ・ガソル
22 エルジン・ベイラー
25 ゲイル・グッドリッチ
32 マジック・ジョンソン
33 カリーム・アブドゥル・ジャバー
34 シャキール・オニール
42 ジェームズ・ワージー
44 ジェリー・ウェスト
52 ジャマール・ウィルクス
99 ジョージ・マイカン

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レイカーズはレブロン・ジェームズの6番と23番のどちらを永久欠番にするのか?

ジェームズのエージェントのリッチ・ポールによると、ジェームズは来シーズン、「ビル・ラッセルへのリスペクトから」背番号を6番から23番に変更する。ラッセルの6番は、昨年リーグ全体で永久欠番となったが、ジェームスをはじめ、これまでその番号を着用していた選手たちは、変更を望まないのであればその番号を保持することが認められていた。

2018年から2021年まで、ジェームズは23番を付けていた。その後、2021-22シーズンと2022-23シーズンは6番を着用。2020年には4度目の優勝を果たし、2023年にはNBAの歴代得点記録を塗り替えるなど、どちらの番号でも重要なマイルストーンに達している。

レイカーズが片方の番号だけを欠番にするのか、それとも両方を欠番にするのか、という質問に対し、バスは『それはまた別の機会にしましょう」と答えている。

6番と23番を着用したレブロン・ジェームズの歴史

ジェームズはセントビンセント・セントメアリー高校で23番のジャージーを着用し、2003年のNBAドラフトでクリーブランド・キャバリアーズから1位指名を受けた後も23番を着用し続けた。ジェームズはしばしば、NBAで最も有名な23番であるマイケル・ジョーダンをインスピレーションの源として挙げている。

「僕がバスケットボールを始めたとき、『なんと、あの23番はすごいな。彼のように飛びたいし、彼のようにショットを決めたい。彼みたいに誰かの上からダンクを決めたい。彼みたいに空中で舌を出したり、MJのように誰かの顔に向かって叫べるようになりたい』って思ったんだ」と、ジェームズは2019年に語っている

「だから、バスケットボールをするようになってからずっと23番をつけていたんだ」

キャバリアーズでの7シーズン目の年にジェームズは、ジョーダンに敬意を表し、23番を付けているNBA選手すべてが23番を外すべきだと明言した。

「マイケル・ジョーダンがバスケットボールのためにしてきたことは、すぐにでも何らかの形で認められなければならないと思うんだ」と、ジェームズは2009年に話している

「マイケル・ジョーダンがいなかったら、レブロン・ジェームズもコービー・ブライアントもドウェイン・ウェイドもいなかった。ロゴを手に入れることもできないし、それができないなら何かすべきだと思う。NBA選手は23番を着るべきではないと感じているんだ」

「署名活動を始めようと思っている。NBAの全選手に署名してもらわなければならない。それで僕が23番を着ないなら、ほかのみんなも23番を着るべきではないと思う」

マイアミ・ヒートとの契約後、ジェームズは番号を6番に変更し、キャバリアーズやレイカーズの一員として23番を着用した後も、練習用ユニフォームには6番を付け続けた。この決断は、ジェームズの幼少時代のもう1人のヒーローであるディオン・サンダースにちなんだもので、彼は試合では21番をつけ、練習では2番をつけていた。

NBAの試合以外では、ジェームズはオリンピックで何度も6番を着用している。

原文:Lakers retired jersey numbers: Jeanie Buss explains why LeBron James will join exclusive list of LA legends
翻訳:YOKO B Twitter:@yoko_okc

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Jordan Greer is an NBA content producer for The Sporting News.
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