6月24日(日本時間25日)、『NBA Awards Presented by Kia on TNT』(NBAアウォーズ)が、カリフォルニア州ロサンゼルスのバーカー・ハンガーで開催され、トロント・ラプターズのパスカル・シアカムがKia NBA年間最優秀躍進選手賞に選出された。受賞後、シアカムが報道陣との質疑応答に臨んだ。
📺 NBAアウォーズ配信(Rakuten TV / NBA公式視聴サービス)
――(司会者)カメルーンからNBAまでの旅路について話してほしい。
僕の出身を考えれば、すべてを意味すると思う。多くの子どもがこれを見て、刺激を感じ、自分もやれると信じることができるはずだ。
今夜のような素晴らしい舞台に参加でき、この賞をいただくことができてうれしい。自分や家族だけじゃなく、アフリカの子どもたち全員に希望を与えてくれる。
――シーズンを振り返って、最優秀躍進選手賞、NBA優勝など、今季の何が最も際立つか?
自分はチームプレイヤーだと思う。NBA王者になる以上のことはないはずだ。最高の中の最高だよ。王者になれたことの興奮や素晴らしさは、本当に言い表すことができない。
だから、今年達成したことの中で、(優勝が)間違いなく一番だと思う。
――レギュラーシーズン中の成長が認められる賞だが、プレイオフでの活躍も見てきた。今後を見据えるうえで、天井はどこにあると感じるか?どこまで成長できるか?
天井など一切ない。限界はないと感じている。自分にとって始まりでしかなく、これからもっと多くがあると感じているよ。まだ3年だし、さらに向上していく可能性や未来に興奮するばかりさ。僕はNBAでまだ3年だから、成長・向上できることがたくさんある。僕はそういう人間だ。常に向上を目指す。だから、ここで立ち止まることはない。