1月22日（日本時間23日）、ルイ・ヴィトンとNBAが複数年のパートナーシップを締結したことを発表した。フランスのファッションブランドであるルイ・ヴィトンは、NBA初のトロフィー・トラベルケースを提供する。ルイ・ヴィトンにとって、北米スポーツリーグと初めての業務提携となる。
パリ郊外のアニエールにあるルイ・ヴィトンのワークショップで手作りされたこのトランクは、同ブランドの象徴でもあるモノグラム柄を用いており、伝統的な黄銅のロックが施されている。毎年6月にNBAファイナルで優勝したチームに与えられる、ラリー・オブライエン・トロフィーの専用ケースだ。
ルイ・ヴィトンのマイケル・バーク会長兼CEOは「ルイ・ヴィトンとNBAはそれぞれの分野のアイコン、そしてリーダーであり、このふたつが協力することで、とてもエキサイティングで驚きあふれる、歴史的なシーンを今後生み出すことになるでしょう」と語る。
「ルイ・ヴィトンは長年、世界中の名誉あるトロフィーと関わってきました。この象徴的なパートナーシップで、そのレガシーは継続されます。勝利はルイ・ヴィトンとともに移動するのです！」
NBA副コミッショナー兼最高執行責任者のマーク・テイタムは「NBAファイナルは象徴的な選手や、記憶に残るパフォーマンスに溢れ、その頂点にはラリー・オブライエン・トロフィーがあります」と語る。
「ルイ・ヴィトンの持つ伝統、品位、アイデンティティは、NBAと自然な相乗効果を生み出します。そしてこのパートナーシップを通して、世界中のファンに優勝トロフィーを最もふさわしい形でお見せすることができるでしょう」。
NBAとルイ・ヴィトンは、スポーツ界で最も象徴的なトロフィーのひとつであるラリー・オブライエン・トロフィーと、そのユニークな専用トラベルケースの物語をともに綴っていくこととなる。NBAとのパートナーシップの一環として、ルイ・ヴィトンは限定カプセルコレクションを毎年展開する予定だ。
同発表は、NBAパリゲームズ2020 Presented by beIN SPORTSに合わせて行なわれた。1月24日（同25日）にシャーロット・ホーネッツとミルウォーキー・バックスが、アコーホテルズ・アリーナにてフランスで史上初となるNBAレギュラーシーズン戦を行なう。
