NBAがインシーズン・トーナメントの優勝トロフィーやメダルを発表 MVPやベストファイブも

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The NBA In-Season Tournament Championship Trophy, “The NBA Cup”
(NBA.com)

NBAは12月4日(日本時間5日)、今季初めて導入されたインシーズン・トーナメントのトロフィーを発表した。

インシーズン・トーナメントは同日から決勝トーナメントが開催。4日(同5日)はボストン・セルティックス対インディアナ・ペイサーズ、ニューオーリンズ・ペリカンズ対サクラメント・キングスの2試合が行われる。

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NBAインシーズン・トーナメント優勝トロフィー 「NBAカップ」

NBA初のインシーズン・トーナメントは9日(同10日)に決勝戦が行われる。優勝チームに贈られるのが、NBAインシーズン・トーナメント優勝トロフィー「NBAカップ」だ。デザインはティファニー社とビクター・ソロモン氏のコラボレーション。同社の工場で手づくりされるトロフィーは以下が特徴だ。

  • カラー:ゴールドはNBAが贈呈するトロフィーとのつながりを強化し、最高レベルの快挙を象徴する。一方で、ブラックがリーグのトロフィーコレクションに新たに加わった。
  • 素材:トロフィーはスターリングシルバーで、24カラットのゴールドのベルメイユとブラックのセラミックでコーティングされている。
  • サイズ:高さは23インチ(約58センチ)。土台が5インチ(約13センチ)で上部が18インチ(約46センチ)となっている。重さは35ポンド(約16キロ)。
  • ディテール:ダイヤモンドリングを想起させる8つに枝分かれしたデザインで、網目が特徴的な土台は両カンファレンスの優勝トロフィーをベースとしたデザイン。下部にはNBAインシーズン・トーナメントのロゴが刻まれている。
  • デザインコンセプト:1つのトロフィーはインシーズン・トーナメント優勝を、三層構造は優勝までに勝たなければならない決勝トーナメントの試合数を表す。8つに枝分かれしているのは、決勝トーナメント進出の8チームを象徴。高さ(23)は大会導入年、網目の数(30)はNBA全チーム数、重さ(35)はグループステージで各カンファレンス5チームずつの3グループだったことを表す。

NBAインシーズン・トーナメントMVPトロフィー

大会で最も価値を示した選手に贈られるのが、NBAインシーズン・トーナメントMVPトロフィーだ。同じくティファニー社とソロモン氏のコラボレーションデザインで、同社の工場で手づくりされるトロフィーは以下が特徴だ。

  • カラー:優勝トロフィーと同じくブラックとゴールド。2つの枝分かれは優勝トロフィーのデザインを反映している。
  • サイズ:高さは15インチ(約38センチ)、幅が6.5インチ(約17センチ)。枝分かれ部分は8インチ(約20センチ)、土台が3インチ(約8センチ)となっている。重さは11.5ポンド(約5キロ)。
  • 数字の意味:高さ(15)はNBA各カンファレンスのチーム数、幅(5)はグループステージの各グループのチーム数、土台(3)は各カンファレンスのグループ数、枝分かれ(2)は決勝を戦うチーム数を表す。

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NBAインシーズン・トーナメント優勝メダル

インシーズン・トーナメント優勝チームの各選手には優勝メダルが贈られる。バスケットボールの大会における一般的な習慣だ。メダルはソロモン氏のデザインで、以下の特徴を備えている。

  • 表面には開催年と「NBA In-Season Tournament Champions」の文字
  • 裏面には2つのトーナメントの山の中央にNBAカップのシルエット
  • 表面の4つのボールはインシーズン・トーナメント準決勝進出の4チームを表す

NBAインシーズン・トーナメントのオールトーナメントチームトロフィー

インシーズン・トーナメントを通じて最も目立った活躍をした5選手のオールトーナメントチームが、メディアメンバーにより大会終了後に選出される。

オールトーナメントチームに選ばれた選手たちにはトロフィーが贈られる。トロフィーはソロモン氏のデザインで、金色の筋が入った黒いクリスタルのバスケットボール。ひとつの面に、決勝トーナメントにちなんだ枠のデザインが施されている。それぞれ高さ7.5インチ(約19センチ)で重さは20ポンド(約9キロ)。

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フリーランスライター。NBAや欧州サッカーを中心に担当。
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