なぜナゲッツはホワイトハウスを訪問しないのか? 第1シード狙いの報道はマローンHCが否定

Michael Malone, White House
(Getty Images)
[streaming-content widget_catalog_id="wowwow_jp_19" link="https://bit.ly/40hW1mp" logo_name="WOWOW" header_title="[AD] NBA観るなら" game_title="毎週7試合ライブ配信" game_description="注目の5試合を実況・解説付きで生中継!" free_trial_title="今すぐ登録"]
WOWWOW
[/streaming-content]

デンバー・ナゲッツは今季のNBAでリーグ最高の成績ではない。だが、王者の肩書がある限り、ほかのチームたちから追われる存在だ。

ニコラ・ヨキッチは3回目のMVPに向けたパフォーマンスを見せている。ペイトン・ワトソンとクリスチャン・ブラウンは成長してきた。ナゲッツはウェスタン・カンファレンスの第1シードを争っており、2年連続優勝の可能性がある。

[red-button widget_catalog_id="rakuten_mob_jp_2" link="https://bit.ly/3RiGeAA" logo_name="Rakuten Mobile" game_title="[AD] 楽天モバイル『最強プラン』なら追加料金なしでNBA全試合見放題!" button_text="今すぐ登録"]
Rakuten
[/red-button]

そしてもう一度優勝することは、ナゲッツがホワイトハウスを訪問するために必要なようだ。

NBA王者はワシントンDCを訪れ、大統領と面談するのが伝統だ。だが、ナゲッツは3月18日(日本時間19日)に予定されていたホワイトハウス訪問の予定をキャンセルした。

ここでは、ナゲッツがホワイトハウス訪問をキャンセルした理由や、マイケル・マローン・ヘッドコーチが決定に関する噂を否定した理由についてまとめる。

なぜナゲッツはホワイトハウスを訪問しない?

『TNT』のクリス・ヘインズ記者は、ナゲッツが西地区第1シードの座を手にすることに集中するためにホワイトハウス訪問を取りやめたと報じている。だが、マローンHCは事実でないと否定した。

マローンHCは3月11日(同12日)、報道陣に「直近の報道とは違い、第1シードになることは我々の全体目標ではない」と述べている。

 

実際は、もっとシンプルだ。バイデン大統領との面談が予定されていたのは、ロードゲーム2試合の間だったのである。

ナゲッツは17日(同18日)にダラス・マーベリックスと、19日(同20日)にミネソタ・ティンバーウルブズと、それぞれ敵地で対戦する。ダラスとミネアポリスを移動する間に立ち寄るのに、ワシントンDCは都合の良い街ではない。そしてどちらのゲームも、ナゲッツにとって簡単な試合ではない。

ではなぜ、そもそもナゲッツはこの日程に賛成したのだろうか。もともとは、1月22日(同23日)のワシントン・ウィザーズ戦の際にバイデン大統領に面談する予定だったのだ。NBA王者はワシントンDCへの遠征中にホワイトハウスを訪問するのが一般的となっている。しかし、日程の問題からホワイトハウスが延期としたのだ。ナゲッツの決定は政治的な理由ではない。

それでも、チャールズ・バークリーは「ホワイトハウスに行くのは名誉であり、特権だ。行くべきだ」と、ナゲッツの決定を批判。すべての優勝チームが大統領と会う機会を生かすべきと主張した。

バークリーはナゲッツにとって厳しい日程であることを認めつつ、「サウスウェスト(航空)で飛んでいるような振る舞いだ」と述べている。

いずれにしても、レギュラーシーズンの残りが少なくなっている中で、ナゲッツに時間を無駄にするつもりはない。ならば、ホワイトハウスを訪問する方法はひとつ。また優勝することだ。そしてナゲッツには、それを実現させるモチベーションがあるだろう。

原文:Why aren't the Nuggets visiting the White House? Coach Michael Malone says it's not because of playoff seeding(抄訳)
翻訳:坂東実藍

[red-button widget_catalog_id="wowwow_jp_17" link="https://bit.ly/40hW1mp" logo_name="WOWOW" game_title="[AD] NBA見るならWOWOW! 毎週7試合ライブ配信、注目の5試合を実況・解説付きで生中継!" button_text="今すぐ登録"]
WOWWOW
[/red-button]
著者
Author Photo
Dan Treacy is a content producer for Sporting News.
Author Photo
フリーランスライター。NBAや欧州サッカーを中心に担当。
LATEST VIDEOS