ペリカンズのスタン・バンガンディHCが退任

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Stan Van Gundy

6月16日(日本時間17日)、ニューオーリン・ペリカンズはスタン・バンガンディ・ヘッドコーチが退任することで本人と合意したことを発表した。

バンガンディは2020-21シーズン開幕前の10月にチーム史上7人目のヘッドコーチとして就任したものの、今季は31勝41敗の成績でウェスタン・カンファレンス11位という順位で、プレイオフ進出を逃した。

バスケットボール運営部門のデイビッド・グリフィン代表は「スタンのことは個人的にもプロフェッショナルとしても、とてもリスペクトしているだけにこれは難しい決断でした」と語った。

「しかし、別々の方向に進むことがチームにとって最適であるということに合意しました」。

チームのスターであるザイオン・ウィリアムソンは、バンガンディHCの下でメインハンドラーとして起用され、今季は平均27.5得点、7.2リバウンド、3.7アシストとと数字を伸ばしていた。しかしウィリアムソンはシーズン終わりに「毎回同じことをやって、違った結果を求めるのは無茶な話だ。我々が成功に近いとは言えない」と不満を述べていた。

「現実としては、プレイイン・トーナメントに参加できなかったという残念な結果がある。もっと強いチームにならなければならない。それが僕の本音だ」。

ウィリアムソンやブランドン・イングラムといった若手のスター選手を擁しながらも、なかなかプレイオフチームを築くことができていないペリカンズは、これは2シーズン連続で新たなヘッドコーチを起用することとなる。


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ
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