渡邊雄太が3試合ぶりの出場 日本人選手史上2人目のプレイオフ勝利を飾る

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渡邊雄太 トロント・ラプターズ プレイオフ第4戦
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トロント・ラプターズの渡邊雄太が4月24日(現地23日)、オンタリオ州トロント(カナダ)のスコシアバンク・アリーナで行われたイースタン・カンファレンスのプレイオフ・ファーストラウンド、フィラデルフィア・76ersとの第4戦に途中出場した。チームはシリーズ初勝利を飾り、渡邊も昨季の八村塁(ワシントン・ウィザーズ)に続き日本人選手として史上2人目のプレイオフ勝利となった。

3試合ぶりの出場となった渡邊は、第4クォーター残り1分19秒、パスカル・シアカムとの交代でコートに立った。同1分3秒にはドライブからジャンプショットを放つがリングに弾かれる。試合終了間際には自らボールを運んでチャンスをうかがうも、相手チームの執拗なディフェンスでスティールされ、試合終了。フィールドゴールは試投数1本中0本成功で無得点に終わった。

渡邊は17日(現地16日)に行われた第1戦で、自身初、そして日本人選手史上2人目のNBAプレイオフデビューを果たし、フィールドゴール2本中1本成功の2得点を記録した。しかし、その後の2試合では出場機会がなかった。

ラプターズは、負ければシーズン終了となる第4戦で110-102とシリーズ初勝利をもぎ取った。NBAのプレイオフでは過去に0勝3敗の劣勢から逆転してシリーズ突破したチームはないものの、わずかに望みを残している。

第5戦は26日(現地25日)、舞台を再びアウェイのウェルズ・ファーゴ・センターに移して行われる。

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ
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