アービングが50得点&ジョーダン以来の記録、ネッツ勝利で勝率5割復帰

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Kyrie Irving Brooklyn Nets
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カイリー・アービング

3月8日(日本時間9日)、ノースカロライナ州シャーロットのスペクトラム・センターで行われたブルックリン・ネッツ対シャーロット・ホーネッツの一戦は、132-121でネッツが勝利した。

ネッツは前半にカイリー・アービングが20得点をあげるなどし、26点の大差をつけて前半を終えると、後半には最大34点のリードを奪った。残り4分を切って13点差まで追い上げられたが、アービングの得点などで逃げ切り。連敗を4で止めている。

アービングは3ポイントショット12本中9本成功を含むフィールドゴール19本中15本成功、フリースロー13本中11本成功で今季自己最多の50得点、6アシストと活躍。『Stats』によると、FG成功率75%&50得点超を複数回達成したガードは、NBAでマイケル・ジョーダンに続く2人目だ。

また、『Basketball Reference』によれば、アービングは50得点超を5回記録したNBA史上22人目の選手となった。自己最多はクリーブランド・キャバリアーズ時代の2015年3月12日(同13日)、オーバータイムの末に勝利したサンアントニオ・スパーズ戦で記録した57得点だ。

33勝33敗と勝率を五分に戻したネッツは、イースタン・カンファレンスの8位。9位ホーネッツに1ゲーム差とした。アービングのほかには、アンドレ・ドラモンドが20得点、14リバウンド、ケビン・デュラントが14得点、7アシスト、ブルース・ブラウンが14得点、8リバウンドを記録している。

デュラントは「マスタークラスだったね」とアービングを称賛した。

「若い選手たちはこの試合を見て、あのレベルで得点するために何が必要か学ぶべきだ」。

アービングは「絶対に勝たなければいけない試合と感じていた」と話している。

「ほかの日がそうじゃなかったというわけじゃない。でも、どんなことにも気をそらされることのないような、深いところに入らなければいけないんだ」。

一方、3連勝を逃したホーネッツ(32勝34敗)は、テリー・ロジアーが30得点、8リバウンド、マイルズ・ブリッジズが30得点、ラメロ・ボールが24得点、7アシスト、ケリー・ウーブレイJr.が15得点をマークした。

ジェームズ・ボレーゴ・ヘッドコーチは「彼がタフショットを決めた」と、アービングに脱帽している。

「ダブルチームし、スイッチでカバーし、様々な守備をしたが、彼をたたえなければいけない」。

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ
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