ヒートが76ersに35点差で快勝 シリーズ3勝2敗で東決勝進出に王手

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Jimmy Butler Miami Heat
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5月10日(日本時間11日)、FTXアリーナ(フロリダ州マイアミ)で行われたイースタン・カンファレンス・セミファイナルのフィラデルフィア・76ers対マイアミ・ヒート第5戦は、120-85でヒートが快勝し、シリーズを3勝2敗とした。

15点差をつけて第4クォーターを迎えたヒートは、さらに連続12得点で大量リードを奪う。残り8分18秒に76ersがスターター全員をベンチに下げ、勝負は決した。

35点差の勝利は今季のプレイオフ最多タイ。76esがファーストラウンド突破を決めたトロント・ラプターズとのシリーズ最終戦で35点差をつけている。なお、ヒートにとって35点差の勝利は、ポストシーズンの球団2位タイとなる数字だ。

だが、エリック・スポールストラ・ヘッドコーチは「これはただの1試合だよ」と話した。

「彼らも分かっている。我々も分かっているよ」。

今プレイオフでホーム6連勝のヒート(3勝2敗)は、ジミー・バトラーが23得点、9リバウンド、6アシスト、マックス・ストゥルースが19得点、10リバウンド、ゲイブ・ビンセントが15得点、ビクター・オラディポが13得点、バム・アデバヨが12得点、6リバウンド、PJ・タッカーが10得点、7アシストを記録している。

連敗した敵地での2試合では3ポイントショットが65本中14本成功(21.5%)だったヒートだが、この日は33本中13本成功(39.4%)。リバウンドでも46-36と76ersを上回った。

一方の76ers(2勝3敗)は、ジョエル・エンビードが17得点、ジェームズ・ハーデンが14得点、6リバウンド、トバイアス・ハリスが12得点を間マークしている。

エンビードは「今夜の僕たちはしっかり集中できていなかった」と落胆。ドック・リバースHCは「とにかく彼らの方がフィジカルだった」と話した。

「今夜は彼らにすべてのことをよりハードに、よりうまくやられた。よりエネルギッシュに、よりうまくやってきたね」。

第6戦は12日(同13日)、ウェルズ・ファーゴ・センター(ペンシルバニア州フィラデルフィア)で行われる。バトラーは「彼らを何度か止めることができれば、僕らは(カンファレンス・ファイナルに進むことが)できるはずだ」と述べた。

「厳しい場所での戦いになるけどね」。

ボックススコア

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ
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