5月3日(日本時間4日)にフロリダ州オーランドのキア・センターで行われたイースタン・カンファレンスのプレイオフ・ファーストラウンド第6戦、クリーブランド・キャバリアーズ対オーランド・マジックの一戦は、マジックが103-96で勝利し、シリーズを3勝3敗のタイとした。
前半にキャバリアーズの3ポイントショットを14本中1本成功に抑えたものの、2ポイントショットを32本中22本決められたマジックは、4点リードでハーフタイムに突入する。
後半に入るとドノバン・ミッチェルとマックス・ストゥルースの3Pが決まり、4-17のランを許したマジックは5点ビハインドで第3クォーターを終了。だが、第4Qにパオロ・バンケロが10得点をあげると、キャバリアーズの得点をミッチェルの18得点にとどめて勝利をものにした。
マジック(3勝3敗)はバンケロが27得点、8リバウンド、フランツ・バグナーが26得点、5リバウンド、ジェイレン・サグスが22得点、6リバウンド、ウェンデル・カーターJr.が11得点、9リバウンドを記録している。
終盤に貴重な3Pを沈めたバンケロは、「このシリーズを通じて僕らが多くを学んできたのは間違いない。何がうまくいき、なにがいかないかを見てきたんだ」と話した。
「試合に勝つために自分たちが何をしなければいけないのか分かっている」
一方、28本中7本成功と3Pが振るわなかったキャバリアーズ(3勝3敗)は、ミッチェルが50得点、ダリアス・ガーランドが21得点、7リバウンド、5アシスト、ストゥルースが10得点、8リバウンドをマークしている。
ミッチェルは「素晴らしい仕事をし、団結を保って集中したけど、最後は勝利に及ばなかった。だからホームに戻り、自分たちのやるべきことをしなければいけない」と述べた。
「僕らは勝てなかった。結局のところ、僕は50得点をあげたけど、僕らは負けてしまったんだ」
ここまでホームチームがすべて勝利しているシリーズは、第7戦が5月5日(同6日)、オハイオ州クリーブランドのロケット・モーゲージ・フィールドハウスで開催。キャバリアーズは2018年以来、マジックは14年ぶりのプレイオフシリーズ勝利を目指す。
バンケロは「興奮しているよ。やるかやられるかの状況だ。またみんなで特別な努力をしなければいけない」と話した。
ジャマール・モズリー・ヘッドコーチは「ロードでの第7戦、団結し、すべての試合で成長を続ける力。このグループはそれらを楽しみにしていると思う」と述べている。
「簡単にはいかないだろう。簡単になることも望んでいない。大変であればあるほど、我々は良くなるだろう」
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