サンズがペリカンズに競り勝ってシリーズを2勝1敗に ポールが第4Qに19得点

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Chris Paul Phoenix Suns
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4月22日(日本時間23日)、ルイジアナ州ニューオーリンズのスムージー・キング・センターで行われたウェスタン・カンファレンスのプレイオフ・ファーストラウンド、フェニックス・サンズ対ニューオーリンズ・ペリカンズの第4戦は、114-111でサンズが勝利し、シリーズ2勝1敗とした。

第2クォーター残り5分13秒、レビューの末にペリカンズのジャクソン・ヘイズがフレイグラントファウル2で退場になると、サンズはここから16-5のランで前半を締めくくり、11点差をつけてハーフタイムを迎えた。

第3クォーター序盤に13点をリードしたサンズは、そこから2分43秒間で連続12得点を許して1点差に迫られたが、2点リードで迎える第4Qにクリス・ポールが19得点と奮闘。第4Q開始からチームの23得点中15得点をあげる活躍を見せる。

残り5分37秒に92-93とペリカンズにとって最後となったリードを許したサンズだが、ここからポールが3本連続でミッドレンジジャンパーを成功させて5点差をつける。ポールはさらに残り1分32秒からジャンプショットを4本のフリースローを沈めて勝利を引き寄せた。

サンズ(2勝1敗)はポールが28得点、14アシスト、ディアンドレ・エイトンが28得点、17リバウンド、ミケル・ブリッジズが17得点、ジャベール・マギーが15得点、ジェイ・クラウダーが10得点を記録。第2戦で右ハムストリングを負傷したデビン・ブッカーは欠場している。

ポールは「大きな勝利だ」と喜びを表した。

「このアリーナではいつも厳しい戦いになると分かっていた。でも、今夜は全員が頑張ったね」。

モンティ・ウィリアムズ・ヘッドコーチは「彼は正しくプレイできる選手のひとりだ」と、ポールに賛辞を寄せている。

「彼は自分や味方のために『いつ』『どうやって』つくるかを分かっている。みんなが見ることのできないタイムアウトでのリーダーシップも、コート上で見せるのと同じように素晴らしい」。

一方、ペリカンズ(1勝2敗)はブランドン・イングラムが34得点、7リバウンド、CJ・マカーラムが30得点、7アシスト、ハーバート・ジョーンズが12得点、デボンテ・グラハムが12得点、ヨナス・バランチュナスが6得点、11リバウンドをマークした。

ウィリー・グリーンHCは「シリーズは長い」と述べている。

「我々は粘り強く続け、彼らを消耗させなければいけない。、ターンオーバーをしてはならない。トランジションではしっかり戻るようにしなければいけない」。

第4戦は24日(同25日)にスムージー・キング・センターで行われる。

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ
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