フィラデルフィア・76ersのブレット・ブラウン・ヘッドコーチが、2020年の東京オリンピックでオーストラリア代表のヘッドコーチを務めることを『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者が報じている。ブラウンHCは2012年のオリンピックでもオーストラリア代表HCを務めている。
Australia is finalizing an agreement with Sixers coach Brett Brown to become its national team coach again, sources tell ESPN. Brown would coach Aussies in 2020 Olympics. Brown coached Australia in 2012 London Games.
— Adrian Wojnarowski (@wojespn) 2019年11月19日
オーストラリアは2019年のFIBAバスケットボール・ワールドカップの3位決定戦でフランスに敗れ、4位に終わっている。ブラウンHCはアトランタ五輪(1996)とシドニー五輪(2000)でアシスタントコーチを務め、その12年後、ヘッドコーチを務めた。
ブラウンHCのスターポイントガードでオーストラリア出身のベン・シモンズは、FIBAワールドカップの出場を辞退したものの、2020年の東京五輪には参加する予定であると話している。7月にシモンズは「オーストラリアへ戻ってキャンプを開催し、バスケットボールキャンプの開催や、ブーマーズ(オーストラリア代表の愛称)と共にトレーニングをし、親善試合にも出場します」と述べている。
「ブーマーズに揃っている才能にはとても興奮しています。特に2020年には、東京で行なわれるオリンピックという世界で最も大きなスポーツの舞台に自国の代表として立てることを楽しみにしています」。
シモンズは2016年のNBAドラフトの全体1位指名選手で、2017-18シーズンにルーキー・オブ・ザ・イヤー(最優秀新人選手賞)を獲得。キャリア最初の2シーズンで、平均16.4得点、8.5リバウンド、7.9アシストを記録している。
ワールドカップのオーストラリア代表は、サンアントニオ・スパーズのパティ・ミルズ、ユタ・ジャズのジョー・イングルズ、フェニックス・サンズのアーロン・ベインズ、クリーブランド・キャバリアーズのマシュー・デラベドーバ、元ドラフト全体1位指名選手であるアンドリュー・ボーガット、デトロイト・ピストンズのソン・メイカー、シモンズの76ersのチームメイトであるジョナ・ボルデンなどが名を連ねた。
原文:Report: Brett Brown set to coach Australia in 2020 Olympics by NBA.com