NBAの選手たちが最高級の中の最高級であることは周知のとおりだ。そして、NBAのロスターに登録された500人超の中には、長身の選手の中でも特に長身の選手たちがいる。
世界で最も長身の選手たちがそろうNBAには、7フィート（213センチ）超の選手が大勢いる。近年のMVP受賞者であるヤニス・アデトクンボやジョエル・エンビードなどもその部類だ。昨季ファイナルMVPのニコラ・ヨキッチは、6フィート11インチ（約211センチ）とわずかに及ばない。
そこに、新たな選手たちが加わる。NBAドラフト2023でロッタリーピックだった7フィート1インチ（約216センチ）のデレック・ライブリー二世や、サンアントニオ・スパーズのドラフト全体1位指名新人ビクター・ウェンバンヤマなどだ。
ウェンバンヤマは、NBAの長身ランキングでどの位置につけるのか。ここでは、リーグ有数の高身長選手たちをまとめる。
NBAで最も身長が高い選手は？
NBAで最も長身なのは、7フィート4インチ（約224センチ）のボバン・マリヤノビッチとウェンバンヤマだ。
19歳の新人は、NBA入りして1年目ながら、すぐに「最高身長選手」のトップタイに立った。8年の経験を誇るベテランのマリヤノビッチと並んでいる。
続いて、7フィート3インチ（約221センチ）のクリスタプス・ポルジンギス（ボストン・セルティックス）。さらに7フィート2インチ（約218センチ）の4選手が続く。
以下のリストは、『NBA.com』の公式発表身長に基づいている。
| 順位 | 選手 | 身長 | チーム |
| 1. | ボバン・マリヤノビッチ | 7-4 | ロケッツ |
| ビクター・ウェンバンヤマ | 7-4 | スパーズ | |
| 2. | クリスタプス・ポルジンギス | 7-3 | セルティックス |
| 3. | ボル・ボル | 7-2 | サンズ |
| モーゼス・ブラウン | 7-2 | ブレイザーズ | |
| ルーク・コーネット | 7-2 | セルティックス | |
| アレックス・レン | 7-2 | キングス | |
| 7. | ルディ・ゴベア | 7-1 | ウルブズ |
| チェット・ホルムグレン | 7-1 | サンダー | |
| ジェイ・ハフ | 7-1 | ナゲッツ | |
| デレック・ライブリー二世 | 7-1 | マーベリックス | |
| ブルック・ロペス | 7-1 | バックス | |
| ヤコブ・パートル | 7-1 | ラプターズ | |
| ドマンタス・サボニス | 7-1 | キングス |
NBAの歴代高身長選手たち
NBAのコートに立った選手の中で最も身長が高かったのは、7フィート7インチ（約231センチ）だったマヌート・ボルとジョージ・ミュアサンだ。なお、前者は現在フェニックス・サンズに所属するボル・ボルの父親。息子は7フィート2インチ（約218センチ）で、2023-2024シーズンのNBAでは3位タイの身長となる。
マリヤノビッチを7フィート3インチ（約221センチ）としている『Basketball-Reference』によると、NBAの試合に出場した選手で7フィート4インチ（約224センチ）超だったのは13人。これに基づけば、ウェンバンヤマがデビューすれば14人目となる。
| 順位 | 選手 | 身長 |
|---|---|---|
| 1. | ジョージ・ミュアサン | 7-7 |
| マヌート・ボル | 7-7 | |
| 3. | ショーン・ブラッドリー | 7-6 |
| ヤオ・ミン | 7-6 | |
| タッコ・フォール | 7-6 | |
| 6. | チャック・ネビット | 7-5 |
| シム・ブラー | 7-5 | |
| Pavel Podkolzin | 7-5 | |
| Slavko Vranes | 7-5 | |
| 10. | マーク・イートン | 7-4 |
| ラルフ・サンプソン | 7-4 | |
| リック・スミッツ | 7-4 | |
| Priest Lauderdale | 7-4 |
