ここ5シーズンものあいだ、オクラホマシティ・サンダーのヘッドコーチを務めたビリー・ドノバンの退任がチームによって発表された。
以下、チームの公式リリース翻訳。
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9月8日(日本時間9日)、オクラホマシティ・サンダーはヘッドコーチのビリー・ドノバンがチームを去ることで双方合意したことを発表しました。
サンダーのエグゼクティブバイスプレジデント兼ゼネラルマネジャーのサム・プレスティは「ビリーには多大なるリスペクトを抱いており、彼と一緒に仕事ができたことにとても感謝している」と述べています。
「彼は素晴らしいバスケットボールコーチであり、共にサンダーで成し遂げたことを誇りに思っています。シーズン終わりに、両サイドにとって最良な道を話し合うことを計画していました。話の末、チームとして今後数シーズンに関するチームの方向性について、彼の立場として必要なほど明瞭な情報を提供することができませんでした。結論として、この章を締めくくり、彼がチーム、組織、そしてこのコミュニティに与えてくれた全ての物事を愛情を込めて振り返ることとしました。ビリーは今後もサンダーファミリーの中で常に居場所を持つ存在となります」。
ドノバンは19年間フロリダ大学でヘッドコーチを務めたのち、2015年4月30日(同5月1日)にサンダーのヘッドコーチに就任。ここ5シーズンでチームを243勝157敗(勝率 .608)の成績へと導き、全てのシーズンでプレイオフに出場しました。
「ここ5シーズン、オクラホマシティ・サンダーを指揮するのはとても光栄なことでした。この機会を与えていただいたミスター・ベネット(会長)、サム、そして組織全体に感謝しています」とビリー・ドノバンは語っています。
「サンダーでコーチした選手たちには多大なるリスペクトと尊敬の気持ちを抱いております。そして共通の目標に向けて多くの時間と知識を提供してくれたコーチたちにも同様です。最後に、在任中に私の家族を暖かく迎えてくれたオクラホマシティのコミュニティにも感謝を伝えたいです。この場所は、今後も私たちにとって大切な場所です。私は常にこの組織を高く評価し、サンダーとそのファンにふさわしい成功を願っています」。
サンダーのクレイトン・I・ベネット会長は「ビリー・ドノバンは、私たちのヘッドコーチとしてその品位とプロフェッショナリズムを持ち合わせた存在として、今後も好意的に記憶に残ります」と話しています。
「彼と彼の家族の幸せを願っております」。
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