「ファーストチョイス」の76ersに加入のハーデン、優勝可能性は「当然」

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James Harden Philadelphia 76ers
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ジェームズ・ハーデン

2月15日(日本時間16日)、ブルックリン・ネッツとのトレードでフィラデルフィア・76ersに加入してから初めてジェームズ・ハーデンが報道陣に話した。

ケビン・デュラント、カイリー・アービングとの「ビッグスリー」がネッツで一緒にプレイしたのは、1シーズン半で16試合だけだった。

今季、アービングの試合出場が限定的になったことが、ネッツを離れる決断に影響したか問われると、ハーデンは「それはごく最小限だね」と答えている。

「もちろん、(アービングは)本当に良い友人だし、彼が経験していたこと、また今していることは、彼の個人的なことだ」

「でも、チームに影響したことは確かだね。もともとは、僕とカイリー、KD(デュラント)がコートに立ち、勝つことで多くをカバーするはずだった。僕らが一緒にやれたのが16試合だったのは残念だ。でも、仕方がない。ここフィリーは、僕が楽しみにしている機会だ」。

14日(同15日)のチームとの初練習での写真もそうだが、ハーデンはフィラデルフィアに来たことを喜んでいるようだ。

76ersはすでにハーデンが左ハムストリングの負傷のリハビリを続け、オールスター明けまで欠場することを明かしている。だが、ハーデン自身はフィラデルフィアで始めるのを待望していたようだ。

ハーデンは「もともと、ヒューストン(ロケッツ)でいろいろあったときに、僕のファーストチョイスはフィリーだったんだ」と話した。

「ネッツでの状況に関しては本当に詳細を話したくないけど、かなり前からこれが良いフィットだと分かっていた。ジョエル(エンビード)という、リーグ最高のビッグマンがいる。もちろん、コーチ陣もね。とことん合理的だったんだ。ここにいられて、とにかくうれしいし、ありがたく思っている」。

最終的な目標は、「最後に立っているチーム」になることだ。

今季優勝の可能性があると思っているか問われると、ハーデンは堂々と「当たり前だろう。(オールスター)中断が明けたら、さあいくぞという感じだよ」と答えた。

オールスターまでの2試合、そしてオールスターゲームを欠場するハーデンだが、本人によればリーグ再開後はコートに立つ予定という。その場合、76ersでのデビュー戦は、25日(同26日)の敵地でのミネソタ・ティンバーウルブズ戦になる。

原文:'Philly was my first choice': James Harden says 76ers were his preferred destination over Nets last season(抄訳)

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Kyle Irving is an NBA content producer for The Sporting News.
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