モラントが自己最多52得点でグリズリーズ勝利、敵将ポポビッチも称賛「美しい選手」

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Ja Morant Memphis Grizzlies
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ジャ・モラント

2月28日(日本時間3月1日)、テネシー州メンフィスのフェデックス・フォーラムで行われたサンアントニオ・スパーズ対メンフィス・グリズリーズの一戦は、118-105でグリズリーズが勝利した。

第4クォーター序盤に13点をリードしたグリズリーズは、その後5点差まで追い上げられたが、そこからジャ・モラントの連続13得点で突き放し、2連勝を飾っている。

2月26日(同27日)のシカゴ・ブルズ戦でレギュラーシーズンの自己&球団最多記録となる46得点をあげたモラントは、3ポイントショット4本中4本成功を含むフィールドゴール30本中22本成功で自己最多の52得点、7リバウンドと大活躍した。

ロゴ付近からの3Pや、7フッター(約213センチ)のヤコブ・パートルを相手にしたポスターダンク、スティーブン・アダムズのコート全体を横切るアウトレットパスを空中で受け取り、そのままブザービーターショットを決めるなど、モラントは数々のハイライトシーンを披露している。

試合後、最も記憶に残るのは何か問われると、モラントは「50得点だろうね」と答えた。

「チームメイトやコーチたちに感謝している。彼らは僕を信じ、僕が正しいプレイをすると全幅の信頼を寄せてくれた」。

モラントは50得点達成が見えてきた第4Qにチームがボールを回してくれたと話しており、ディアンソニー・メルトンは「どの試合でも彼はリムに向かうけど、今夜は最初からアタックモードだった」と述べている。

「彼は自分が望んだことをすべて手にした。簡単なことのようにやってのけたね。あそこにいて、それを見ることができたのは特別なことだ」。

スパーズのグレッグ・ポポビッチ・ヘッドコーチも、「彼は美しい選手だ」とモラントを称賛した。

「ほかになんと言える? ただ運動能力があるだけじゃない。みんなそう言うし、とても速いから『普通と違う』と言う者もいる。だが、彼は決断できるんだ。コートで何が起きているか分かるんだよ」。

「だから、彼のプレイは頭脳的なところと運動能力が組み合わさっているんだ。それで彼は特別な選手になっているんだよ」。

グリズリーズ(43勝20敗)はモラントのほか、メルトンが15得点、6リバウンド、タイアス・ジョーンズが13得点を記録。一方、スパーズ(24勝38敗)はロニー・ウォーカー四世が22得点、デジャンテ・マレーが21得点、8アシスト、ヤコブ・パートルが16得点、10リバウンドをマークした。

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ
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