「彼はオレが教えた」 サッカー日本代表GK権田修一の恩師がドイツ戦の活躍を喜ぶ|カタールW杯

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Shuichi Gonda Japan GK 権田修一
(Getty Images)

FIFAワールドカップ・カタール2022グループステージ初戦のドイツ戦勝利に貢献し、試合の最優秀選手にも選ばれた日本代表GK権田修一をイタリアで指導したことがある元チェゼーナのGKコーチが、教え子の活躍を喜んでいる。

11月23日にハリファ国際スタジアムで行われたグループステージ(E組)初戦で、日本はドイツに2-1と逆転勝利した。権田は、前半に自ら相手選手と接触してPKを献上。先制を許す苦しい立ち上がりとなりながら、後半には相次ぐファインセーブでチームを救い、歴史的な逆転勝利に貢献すると、試合後にはこの試合の最優秀選手にも選出された。

権田は2015年、JリーグのFC東京で調子を落とした際、かつて長友佑都も所属したイタリア・チェゼーナのトレーニングに参加したことがある。短期間の練習参加だったが、重要な経験だったという。

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「彼の目標はワールドカップ出場だった。仕事は報われるんだ」

当時のチェゼーナのGKコーチだったエミリアーノ・デイ氏は、今回の権田の活躍を喜んでおり、イタリア紙『Corriere Romagna』で、「テレビで見ていて、『彼はオレが教えたんだ』と父に言ったよ。ワールドカップで彼のプレーを見られたのはとてもうれしい」と語っている。

「国際レベルのGKと一緒に働けて、最高の経験だった。ゴンダはとてもプロフェッショナルだった。誰に対してもすごく感じが良かったよ。彼の目標はワールドカップ出場だった。だから、テレビで見られて最高だったね。仕事は報われるんだと見せてくれた」

権田について「フィジカルが良くて、特に爆発力が素晴らしかった」と評したデイ氏は、日本がどこまで勝ち進めるか問われると、「決勝トーナメントに進出すれば脅威になり得る」と答えている。

「ワールドカップはいつだって素晴らしいサプライズを秘めた大会だ。日本は、構造的なことへの投資で素晴らしい選手を生み出せるということを示している」

日本代表は次戦、27日(19時キックオフ)にコスタリカ代表と対戦する。

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。
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