FIFAワールドカップ・カタール2022は12月18日(日本時間19日)、アルゼンチン代表とフランス代表の決勝戦が行われる。1978年大会で得点王に輝き、優勝を果たした元アルゼンチン代表のマリオ・ケンペス氏は、母国がリオネル・メッシの戴冠を望んでいると話した。
2014年大会では決勝でドイツに敗れ、あと一歩及ばなかったメッシ。最後のワールドカップと明言している今大会で8年ぶりにファイナルの舞台に戻ってきたメッシの優勝を望むファンは多い。
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ケンペス氏は英紙『Daily Mail』で、かつてのメッシはアルゼンチン代表で過剰な責任を負わされていたと指摘。「(今のチームは以前と比べて)選手たちが違い、メンタリティーや性格、パーソナリティーが異なるようだ」と話した。
「それは、メッシがそういった責任のすべてを負わなくて済むようになっているということだ。今の彼の責任は、前を見ること。肉体的によりフレッシュでいて、アタマをすっきりさせられるようにね」
「今の彼はそれを見せている。さらに前に行くことだけを考えており、振り返ったりしない。今でもチームを背負っているが、ずっと(負担が)軽くなっている。今の彼はとても幸せそうだ」
ケンペス氏は「アルゼンチンの人々は優勝を望んでいる。メッシのために優勝できることを望んでいるんだ」と述べている。
「ディエゴ・マラドーナには彼の時代があった。アルゼンチンを優勝に導き、人々は今も彼を崇拝している。でも、今はメッシだ。人々はメッシを、厳密にはメッシと他のチームメートたちがいるアルゼンチン代表を愛さなければいけない」
「(決勝で負ければ)忘れられてしまう。私にとって、準優勝は存在しない」
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