AFCアジアカップがカタールの地に戻ってくる。2011年以来となる開催だ。FIFAワールドカップ2022に続くカタールでの国際大会となる。
2019年にUAEで開催された前回大会で、アジアカップは16チームから24チームに出場国が増えた。今大会も引き続き24チームでの開催だ。
UAE大会で初優勝を飾ったカタールが、日本以来となる連覇を目指す今大会で、サッカー界の目は再び中東に集まるだろう。
重要なトロフィーを目指すだけではなく、出場国には金銭的な報酬もある。『スポーティングニュース』では、各チームがどれだけの金額を手にするかをまとめた。
AFCアジアカップ優勝国の賞金は?
大会の賞金総額は1480万ドル(約21億4600万円/1ドル=145円換算)。優勝チームは500万ドル(約7億2500万円)を手にする。
AFC(アジアサッカー連盟)は2019年大会で初めて各チームに賞金を分配することを選んだ。今大会は前回大会と同額の賞金となる。
AFCアジアカップ2023の賞金内訳
成績 | 賞金 |
---|---|
優勝 | 500万ドル(約7億2500万円) |
準優勝 | 300万ドル(約4億3500万円) |
ベスト4 | 100万ドル(約1億4500万円) |
全出場国 | 20万ドル(約2900万円) |
※1ドル=145円換算
AFCアジアカップ2023はいつ開催?
FIFAワールドカップ2022に続き、アジアカップ2023もカタールの夏の猛暑のため、冬の開催となっている。
アジアカップ2023は日本時間2024年1月12日深夜(13日未明)に開幕。ホスト国カタールが開幕戦でレバノンと対戦する。
グループステージは1月25日深夜(26日未明)まで行われ、決勝トーナメントは1月28日から始まる。決勝戦は2月10日深夜(11日未明)に予定されている。
ラウンド | 日程 |
---|---|
グループステージ | 1月12日深夜~25日深夜 |
ラウンド16 | 1月28日~31日深夜 |
準々決勝 | 2月2日~3日深夜 |
準決勝 | 2月6日深夜~7日深夜 |
決勝 | 2月10日深夜 |
※日時は日本時間。
AFCアジアカップ2023はどこで開催?
カタールの大会運営側は、FIFAワールドカップ2022で使用された8つのスタジアムのうち7つのスタジアムでアジアカップ2023を開催すると発表した。
一方で、アル・ラーヤンのジャシム・ビン・ハマド・スタジアムと、ドーハのアブドゥッラー・ビン・ハリーファ・スタジアムが新たに会場に加わっている。
スタジアム | 都市 | 収容 人員 |
ルサイル・ スタジアム |
ルサイル | 88,966 |
アル・バイト・ スタジアム |
アル・ホール | 68,895 |
ハリーファ国際 スタジアム |
アル・ラーヤン | 45,857 |
アフマド・ビン・アリ・ スタジアム |
アル・ラーヤン | 45,032 |
エデュケーション・ シティ・スタジアム |
アル・ラーヤン | 44,667 |
アル・トゥマーマ・ スタジアム |
ドーハ | 44,400 |
アルジャヌーブ・ スタジアム |
アル=ワクラ | 44,325 |
ジャシム・ビン・ ハマド・スタジアム |
アル・ラーヤン | 15,000 |
アブドゥッラー・ビン・ ハリーファ・スタジアム |
ドーハ | 10,000 |
原文:Asian Cup 2023 prize money: How much each team could earn from 2024 tournament in Qatar(抄訳)
翻訳:坂東実藍