J1第19節の放送予定と予想プレビュー|ヴィッセル神戸vs北海道コンサドーレ札幌、横浜FCvsガンバ大阪|2023シーズン

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Jリーグ
(Getty Images)

明治安田生命J1リーグは6月30日から7月2日にかけて第19節を行う。ここでは、ヴィッセル神戸対北海道コンサドーレ札幌、横浜FC対ガンバ大阪の2試合について勝敗を予想してみる。

■両試合の下馬評をチェック

まずは両試合の下馬評をチェックしよう。『遊雅堂』が発表しているオッズによると、神戸vs札幌のオッズは神戸有利の数字を示している。神戸の勝利は2.10倍、札幌の勝利は3.10倍、ドローに終わる場合は3.80倍という具合だ。

横浜FCvsG大阪についても同様に、わかりやすい構図になっている。横浜FCの勝利は3.50倍、G大阪の勝利は2.00倍、ドローは3.60倍。G大阪が勝利する可能性が高いと見立てになっている。

両チームの状況を整理して、試合の行方を考察してみよう。

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■神戸vs札幌は撃ち合いの予感も

両者は今シーズン、開幕直後の第2節ですでに対戦している。当時は3-1で神戸が勝利した。

神戸はその後も順調なシーズンを送っている。ここまで積み上げた勝点は36。1試合消化が少ない中でも、勝点39の横浜F・マリノスに次ぐ2位につけている。

また、得失点差+23はリーグトップの数字だ。得点数36はリーグ3位、失点数13は浦和レッズと並んでリーグ最少。攻守にともに隙がなく、バランスの取れたチームと言える。

現在の状況もポジティブ。11日の第17節セレッソ大阪では近隣のライバルに1-2で敗れたが、25日の第18節アビスパ福岡戦で3-0の快勝を収めた。C大阪戦の黒星も試合終了間際の単純なエラーによるもので、試合内容は互角以上。その後の天皇杯やルヴァンカップはターンオーバーしてうまく主力に休養を与え、福岡戦できっちり勝利を手にした格好だ。

神戸の特徴は前線の破壊力にある。大迫勇也は得点ランキング2位の12ゴール、武藤嘉紀は5位タイの8ゴールに加えて、リーグ最多の8アシストを記録している。このデュオはリーグ最高の呼び声も高く、前節でも大迫が1ゴール、武藤が2ゴールを決めた。どのチームにとっても脅威となる2人だ。

対する札幌は、リーグでも独特な立ち位置にあるクラブだ。リーグ最多の39ゴール、リーグワースト2位の36失点。とにかくゴールを取り、ゴールを取られるチームなのだ。

無得点に終わったのは2試合のみ。クリーンシートを達成したのも2試合だけというのも興味深い数字だろう。得点にしろ失点にしろ、ゴールがほぼ約束されているのが札幌というチーム。取られる以上に取ればいいと、明確に攻撃に重きをおいたチームスタイルを貫いている。

その真骨頂は3日の第16節柏レイソル戦。試合開始30分までに3-0としながら、3-3と追いつかれるのはまだ序章だ。69分に勝ち越しゴールを奪いながら、アディショナルタイムに入って96分に同点ゴールを浴び、4-4とされる。そこで試合は終わらず、2分後に再び勝ち越し弾を挙げて、5-4で勝利した。

そのほか、第6節川崎フロンターレ戦で3-4、続く第7節C大阪戦で3-2、第12節FC東京戦で5-1、第13節湘南ベルマーレ戦で4-2と、とにかく撃ち合いの試合が多い。同時に、大量失点で負けることも少なくない。第8節浦和レッズ戦、直近の第18節C大阪戦は1-4という結果に終わった。

なお、ここまでの戦績は7勝6敗5分け、勝点26で9位となっている。ほぼ五分の勝率は、こちらもほぼ同数の得失点数にも似て、「どちらがでるか」という試合内容をそのまま表している。

均衡が取れた神戸に対し、特殊なスタイルの札幌という構図。神戸の攻撃力、札幌の失点数の多さを考えると、神戸有利のオッズは妥当に思える。ただし、札幌攻撃陣が沈黙する可能性も少なくなく、その場合は今シーズン何度も見た撃ち合いの展開になりそうだ。

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■G大阪が復調ムードに

14位のG大阪、17位の横浜FCという下位同士の対決となる。ただし、両者の状況は対照的だ。

G大阪はダニエル・ポヤトス監督就任1シーズン目。リーグ戦5連敗を喫するなど、一時は低空飛行が続いたが、現在は4連勝中と復調を印象付けている。ルヴァンカップでもセレッソ大阪とのダービーを制し、首位でプライムステージ進出を決めた。

戦術の浸透にともないアグレッシブさが増し、個々のクオリティーが噛み合ってきたのが好調の要因。特にサイドバックの黒川圭介、半田陸の貢献度が高く、攻守に躍動している。黒川はこの連勝期間で2ゴール、半田も1ゴールと数字に残る結果も残した。

不安な要素としては失点数が多いことが挙げられる。総失点34はリーグワースト3位タイ。4連勝中のすべての試合で、無失点で抑えることができていない。中上位を狙っていくにあたって、ここがどのように影響してくるかは気になるところだ。

対する横浜FCはJ1昇格1年目。まずは残留が目標という立ち位置だ。

現在は3勝11敗4分けの勝点13。最下位の湘南ベルマーレと勝点差1、16位の柏とは同勝点という状況になっている。また、得点数14、失点数37はいずれもリーグワーストの数字だ。

開幕から長らく勝利がなく、5月に入って第11節アルビレックス新潟戦で初勝利。第13節柏戦、第13節川崎F戦と連勝を飾って底を抜けたかに思えたが、そこから4試合連続で勝利がないという状況だ。

ポジティブな要素としては、大敗はしていないという点がある。直近3試合に絞ると、スコアは1-2(vs鳥栖)、0-0(vs浦和)、1-2(vs京都)。1点が取れれば、という試合が続いている。大崩れはしていないだけに、勝点につながるような積み重ねがほしいところだ。

4連勝中のG大阪、4戦勝ちなしの横浜FCと、わかりやすく好不調の違いがあるこの対戦。やはりオッズが示すように、G大阪のほうが勝利に近いと言えるだろう。

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■放送予定

  • DAZN
  • サンテレビ(神戸vs札幌)
  • NHK BS1(神戸vs札幌)

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。
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