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マンチェスター・シティは、ペップ・グアルディオラ監督の下で6度目のプレミアリーグ優勝を達成した。
優勝争いが最終節までもつれ込んだ今シーズン、彼らはライバルのアーセナルを圧倒するとまではいかなかったものの、38試合中35試合で負けなしとその支配力を見せつけている。
スポーティングニュースは、プレミアリーグのメダルに関する規定を紹介し、どの選手がメダルを逃すことになるか分析する。
プレミアリーグのメダルに関する規定とは?
プレミアリーグは、メダルに関して2012-2013シーズン以降新たな規定を設けている。
1992-1993シーズンから2011-2012シーズンまでの期間は、選手はメダルを獲得するため交代も含めて最低10試合に出場する必要があった。だがリーグは2011年にこの規定を改正し、現在は最低5試合の出場でメダルを獲得できるよう定められている。
優勝クラブには40個のメダルが授与され、クラブの判断によって選手だけでなく監督やコーチにも分配することができる。
またプレミアリーグ理事会は、控えのキーパーや負傷した選手、他にも40人以上の選手が5試合以上に出場するなど稀なケースを対象として、追加のメダルを授与することも可能だ。
マンCでメダルを逃すことになる選手は?
通常、優勝したクラブはほとんどの選手がメダルを獲得することになるが、例外もある。
グアルディオラの現在のスカッドでは、キーパーのスコット・カーソンとウェストハムにレンタル移籍中のカルヴィン・フィリップスがメダルを逃すことになりそうだ。
プレミアリーグでメダルを逃したスター選手は?
2011年の規定改正は選手がメダルを逃す可能性を減らすことに貢献したが、プレミアリーグ黎明期にはメダル授与の対象とならないスター選手が散見された。
1999年のマンチェスター・ユナイテッドの3冠は主に中心選手のみで達成された偉業であり、デイビッド・メイとジョルディ・クライフが古い規定によってメダルを逃したのは有名な話だ。
ロニー・ヨンセンは、1999年のチャンピオンズリーグ決勝で先発出場していたにも関わらず、2000年のプレミアリーグ優勝ではメダルを逃すことになった。
2004年のアーセナルの『インビンシブルズ』では、マーティン・キーオンとヌワンコ・カヌが最後の最後で交代出場を果たし何とか10試合目を記録。
ジョゼ・モウリーニョ監督のもと成功を収めたチェルシーでは、グレン・ジョンソン、ウェイン・ブリッジ、ラサナ・ディアラなどがメダルを逃した。
ちなみに最も評判の悪い例は2007年のヘンリク・ラーションだろう。彼はわずか3か月でマンチェスター・ユナイテッドを離れることになり、クラブはその後優勝を飾るも彼がメダルを受け取ることはもちろんなかった。
翻訳:What are the rules for winning a Premier League medal? Man City players who may miss out
翻訳:山下晴輝(スポーティングニュース日本版)