大会前の最後の親善試合でドイツを倒して世界を驚かせたザンビアは、ウォームアップの結果を実際の大会につなげたいと目指しているだろう。FIFA女子ワールドカップ2023(サッカー女子W杯)のグループC初戦で、そのザンビアと対戦するのは日本だ。
世界ランキング77位と今大会の出場国中最下位のザンビアだが、大会を数週間後に控えたドイツとの親善試合では、アディショナルタイムの決勝点で3-2と勝利を収めて周囲を驚かせた。女子W杯初出場のザンビアは、さらに大きな舞台でそのパフォーマンスを繰り返したいと願っているはずだ。
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一方、2011年大会を制して以降、日本は2015年大会で準優勝、2019年大会でベスト16敗退という成績だ。2022年のアジアカップでは決勝に駒を進めることもできなかった。世界ランク11位の日本は、今でも女子サッカー界における世界的な強豪であることを証明したいとの夢を見ている。
大会屈指の強豪スペインの首位通過が予想される非常に難しいグループCにおいて、この一戦は決勝トーナメント進出チームを決める上で重要な試合となるかもしれない。
ザンビア対日本の試合情報
- 日付:7月22日(土)
- 開始時刻:午後4時キックオフ予定
- 会場:ワイカト・スタジアム(ハミルトン/ニュージーランド)
- 主審:Tess Olofsson(スウェーデン)
- 前回対戦:なし(初顔合わせ)
ザンビア対日本の予想オッズ
- マネーライン:日本(-400)
- ハンディキャップ:ザンビア +1.5(+110)
- スコア予想:ザンビア 1-2 日本
日本が大きく有利という予想だ。だが、世界トップクラスとして確立されているチームと対戦する出場国中最下位のチームながら、ザンビアにも大きな敬意が払われている。
日本は2023年を通じて堅実なパフォーマンスを見せてきた。だが、大会前の親善試合でのザンビアの結果は、この一戦で番狂わせが起きる可能性を大きくしている。興味深いことに、ザンビアはまだ8/1くらいのオッズで不利と予想されているが、守備が堅実な日本を相手に少なくとも1ゴールを奪うと見られているようだ。
Zambia win |
Draw | Japan win |
Both teams to score Y / N |
Over / Under 3.5 goals |
JAP -1.5 |
ZAM +1.5 |
|
---|---|---|---|---|---|---|---|
BetMGM (USA) |
+825 | +550 | -400 | -165 / +120 | -140 / -100 | -160 | +110 |
Sports Interaction (Canada) |
7.80 | 5.80 | 1.24 | 1.54 / 2.18 | 1.71 / 2.02 | 1.67 | 2.12 |
SkyBet (UK) |
9/1 | 11/2 | 2/9 | 4/7, 5/4 | 8/11, 1/1 | — | — |
Unibet (Australia) |
8.50 | 7.15 | 1.26 | 1.60 / 2.28 | 1.72 / 2.02 | — | — |
Dafabet (India) |
9.20 | 6.80 | 1.29 | 1.61 / 2.33 | 1.73 / 2.07 | 1.66 | 2.16 |
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ザンビア対日本:ベストベット
- ピック:バーバラ・バンダ(エニタイムゴールスコアラー)
- オッズ:+188(BetMGM)
守備が堅実な日本相手でも、攻撃面で堅実かつ好調のザンビアは、この試合でゴールを決めることができるだろう。ザンビア最高のゴールスコアラー、バーバラ・バンダを支持する価値はある。
バンダはザンビア女子サッカー界で初めてヨーロッパのクラブと契約を結んだ選手だ。2018年に弱冠18歳でEDFログローニョに加入した。ボクシングでのプロキャリアも模索していたバンダだが、サッカーで成功することに完全に専念。以降は真のゴールマシンへと成長した。
現在23歳のバンダは、2020年に中国のShanghai Shengliに加入し、1年目にリーグのゴールデンブーツを受賞した。W杯開幕2週間前の親善試合でドイツを3-2と下した衝撃の一戦で112分に決勝点をあげるなど、調子の良い状態で大会を迎えている。
原文:Zambia vs Japan prediction, odds, betting tips and best bets for Women's World Cup group stage(抄訳)
翻訳:スポーティングニュース日本版編集部