11月17日、読売ジャイアンツは、ドラフト5位で指名した西濃運輸の船迫大雅(ふなばさま・ひろまさ)投手と仮契約を締結したことを球団公式ウェブサイトで発表した。背番号は「58」に決まったと水野雄仁スカウト部長が明かした。
船迫は、「目標は開幕一軍です。(先発、リリーフと)どこの役割でも、自分のできるだけの仕事はしっかり果たしていきたい」と話し、来年27歳という年齢でのプロ入りについては、「(自分の強みは)他の選手とは経験値が違うと思うので、その経験値で勝負していきたいなと思います」と意に介していない様子。
経験値について問われると、「社会人野球で一発勝負の中での厳しい戦いで戦い抜いてきた自分のスキルというのは、十分持っていると思います」と話した。
最後に、「船迫(ふなばさま)」という珍しい名前ですが、「船をぬいて『バサマ』とみんなから言われていました」と笑顔を見せた。
船迫は、聖光学院高から東日本国際代を経て社会人野球・西濃運輸の門を叩いた右のサイドスロー。聖光学院高時代には甲子園出場経験もある。今夏の都市対抗野球では1回戦のENEOS戦で先発する4回3分の1を投げ4失点で負け投手となった。