9月30日、シドニー・スーパードーム(オーストラリア)でFIBA女子バスケットボールワールドカップ2022の準決勝2試合が行われた。
▶バスケ女子W杯を観るならDAZNで。スマホやTVでスポーツをいつでも楽しもう
準決勝① アメリカ 83-43 カナダ
第1試合は、アメリカがカナダに83-43と大勝。ここ7大会で6度目の決勝進出を果たしている。
準々決勝でセルビアに33点差をつけて快勝したアメリカは、この日も開始から連続15得点とカナダを圧倒。20点の大量リードで第1Qを終えると、前半に最大28点差をつける。後半も第3Q残り5分を切ってから連続12得点をあげ、38点差で迎えた第4Qも逃げ切った。
準決勝での40点差の勝利は、これまでの36点差を上回る新記録。また準決勝で相手チームを43得点に抑えたのも、2002年にロシアが韓国を53得点に抑えたのを上回っての記録更新だ。
アメリカはブレアナ・スチュワートが17得点、8リバウンド、3ブロック、エイジャ・ウィルソンが15得点、12リバウンド、ケルシー・プラムが14得点、チェルシー・グレイが4リバウンド、8アシストを記録している。
準決勝② 中国 61-59 オーストラリア
一方、第2試合は、中国がホスト国のオーストラリアに61-59と競り勝ち、準優勝した1994年以来となる決勝に駒を進めた。
第1Qの大半で追いかける展開となり、4点ビハインドで第2Qを迎えた中国だが、前半残り7分53秒に同点に追いつくと、3点をリードして第4Qへ。接戦で迎えた終盤、中国は残り53秒のスティールからの得点でタイスコアとすると、続くオーストラリアの攻撃を封じ、残り3秒でファウルを受けてフリースローを獲得。これを2本とも沈め、敵地で劇的な勝利を収めている。
決勝戦と3位決定戦の日程は?
大会は10月1日、オーストラリアとカナダが対戦する3位決定戦(日本時間午後12時~)と、中国とアメリカが対戦する決勝(同15時~)が行われる。