ホークスのシュレンクが運営部代表を退任へ

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Travis Schlenk Atlanta Hawks
(NBA Entertainment)

アトランタ・ホークスは12月21日(日本時間22日)、バスケットボール運営部代表のトラビス・シュレンクが同職を退任し、オーナーのトニー・レスラー直属のアドバイザーに就任することを発表した。ランドリー・フィールズGMが日々の運営部の業務を監督する。

2017年5月に就任したシュレンクは、2017-2018シーズンに24勝だったチームを再建。ホークスは2021年に球団史上2度目となるイースタン・カンファレンス・ファイナル進出を果たした。2021-2022シーズンは43勝39敗という成績で、プレイオフではファーストラウンドでマイアミ・ヒートに第5戦で敗れている。

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シュレンクは「今の自分の個人的なことや心情について、今季を通じてトニーと何度か誠実に話し合ってきました。彼には6シーズン前に初めてGMという機会を与えてくれたこと、これまでの助言を感謝しています。新年を迎えるにあたり、自分が一歩身を引いて考え、家族を優先するのに適したタイミングだと感じています」と話した。

「コート上やフロントオフィスで自分がつくったグループを誇りに思います。ホークスという球団にとって力強い基盤をつくり、高いレベルで成功を収めてきました。アドバイザーとしてトニーやランドリーと働き、今までより目立たずとも影響を及ぼすかたちで貢献し続けることを楽しみにしています」

ホークスの下でシュレンクはオールスター選出2回、2022年オールNBAチーム選出のトレイ・ヤングや、オールルーキーチーム選出のジョン・コリンズ、ケビン・ハーター、2021年ライジングスターズ選出のディアンドレ・ハンターといった選手たちをドラフトで指名してきた。

レスラーは「迅速な再建プロセスを通じて球団を導き、プレイオフ進出を競うチームとしてくれたトラビスのこれまでの仕事に大きく感謝しています。球団に来た初日からたゆまぬ仕事で、優勝という最終目標に向かわせてくれました」と述べている。

「才能を見いだす確かな眼力や仕事ぶり、チームに関する知識から、彼が信頼できるアドバイザーとして貢献してくれると確信しています」

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ
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