【リポート】市の義務免除でネッツのアービングがホーム出場可能へ

Author Photo
Kyrie Irving Brooklyn Nets
NBA Entertainment

ニューヨーク市が3月24日(日本時間25日)、労働者に対する新型コロナウイルスのワクチン接種義務について、アスリートやパフォーマーを免除すると発表するようだ。これにより、ブルックリン・ネッツのカイリー・アービングが、ホームゲームに出場できるようになる。『AP』が報じた。

報道によれば、エリック・アダムズ市長が現地24日朝に発表する予定で、すぐに有効となる。ニューヨーク市では前任のビル・デブラシオ市長が昨年、退任前に職場の安全ルールとしてワクチン接種を義務化していた。

APは、アダムズ市長が以前、ニューヨーク市を訪れる選手やパフォーマーが、ワクチン未接種でも活動可能になっていることから、ワクチン接種を巡るルールが不公平に感じると話していたことを伝えている。

記事によると、政府職員など、他の職種では依然としてワクチン接種の義務が適用されるとのこと。アスリートやエンターテイナーに対する特別免除措置により、市が法を平等に適用していないとして、裁判に発展する可能性もあると報じられている。

ワクチン未接種で今季開幕から欠場が続いていたアービングは、1月5日(同6日)のインディアナ・ペイサーズ戦で今季デビュー。以降、ロードゲームにのみ出場可能な中、20試合に先発出場し、平均28.5得点、4.6リバウンド、5.5アシストを記録している。

38勝35敗でイースタン・カンファレンスの8位につけるネッツは、26日(同27日)の次戦でマイアミ・ヒートと敵地で対戦。続く27日(同28日)にシャーロット・ホーネッツを本拠地バークレイズ・センターに迎える。

NBA全試合ライブ&見逃し配信 最高の瞬間を『NBA Rakuten』で

著者
Author Photo
NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ
LATEST VIDEOS