ポートランド・トレイルブレイザーズは7月9日（日本時間10日）、デイミアン・リラードと複数年の延長契約を結んだことを発表した。
2年の延長により、リラードとブレイザーズの契約は2026-27シーズンまでとなる。
ブレイザーズのジョー・クローニンGMは「リラードは球団史上最も偉大な選手であり、NBAの歴史に残るタレントです」と話している。
「この延長契約を結ぶことで、デイミアンはポートランドの街や球団に対するコミットメントを継続していくことになります。これからも引き続き、彼が長年にわたってここブレイザーズで卓越していくのを楽しみにしています」
NBA創設75周年記念チームのひとりに選ばれた31歳のリラードは、ブレイザーズの歴史で唯一となるオールNBA選出6回を誇り、ブレイザーズ在籍中にオールNBAファーストチームに選出された3選手のひとりだ（2017-18シーズン）。オールスター選出も6回を数える。2012-13シーズンには新人王に輝き、2021年開催の東京オリンピックで金メダルを獲得している。
リラードはブレイザーズでの10シーズンで711試合に出場（全試合先発）。平均24.6得点（フィールドゴール成功率43.7％、3ポイントショット成功率37.3％、フリースロー成功率89.3％）、4.2リバウンド、6.6アシスト、0.96スティールを記録している。
2012年のドラフトで全体6位指名されたリラードは、8シーズンでポストシーズンを経験。61試合に出場（全試合先発）し、平均25.7得点（FG成功率41.2％、3P成功率36.9％、FT成功率88.7％）、4.5リバウンド、6.2アシスト、1.18スティールをマークしている。
リラードは平均得点で球団最高の数字を残しており、3P成功（2,143）とFT成功（3,917）は球団最多。得点（17,510）、FG成功（5,725）、出場時間（25,835)は球団2位、アシスト（4,726)は3位、出場試合（711）は4位、スティール（682）は7位となっている。
