3月24日（日本時間25日）にカリフォルニア州ロサンゼルスのクリプトドットコム・アリーナで行われたフィラデルフィア・76ers対ロサンゼルス・クリッパーズの一戦は、76ersが121-107で勝利した。
クリッパーズのジェームズ・ハーデンにとっては、11月に76ersから移籍して以来初の古巣との対戦だった。ハーデンは3ポイントショット6本中0本成功を含むフィールドゴール13本中5本成功で12得点、4リバウンド、14アシスト、1スティール、1ブロックを記録している。
クリッパーズは27日（同28日）にもペンシルバニア州フィラデルフィアのウェルズ・ファーゴ・センターで76ersと対戦。ハーデンはトレード以降初めてフィラデルフィアで76ers戦に臨むかたちだ。
試合前に両チームのヘッドコーチはハーデンと古巣の対戦を重視しなかったが、76ersのニック・ナースHCはフィラデルフィアでの試合について、「向こうでは少し違うかもしれない」と話した。
ハーデンは試合後に報道陣と話さなかったが、76ersのトバイアス・ハリスは「素晴らしい選手だ。僕はずっと彼に大きな敬意を払っているよ」と述べている。
「ロサンゼルスで彼が自分のプレイをし、活躍しているのを見られて良かった。すべては愛と尊敬だ。彼は殿堂入りする選手だよ。僕にとって、彼とプレイできたのは光栄なことだ。向こうで彼が幸せで、楽しんでやっているのを見られた。本当にそれが大切なことだ」
前半に17点のビハインドを背負ったクリッパーズは、5点差で迎えた第4クォーター開始から2-15のランを許し、ここ8試合で5つ目の黒星を喫した。
この3週間で勝ち越しているチーム相手に白星がないクリッパーズ（44勝26敗）は、ハーデンのほかにカワイ・レナードが20得点、6リバウンド、ノーマン・パウエルが20得点、ポール・ジョージが18得点、イビツァ・ズバッツが13得点、10リバウンドを記録している。
なお、ジョージは通算3P成功を2223本とし、歴代ランキングでジャマール・クロフォードを抜いて11位に浮上した。
Congrats to @Yg_Trece of the @LAClippers for moving to 11th all-time in 3-pointers made! pic.twitter.com/3tuxGjW2ZF — NBA (@NBA) March 24, 2024
一方、76ers（39勝32敗）はハリスが24得点、タイリース・マクシーが24得点、6アシスト、キャメロン・ペインが今季自己最多の23得点、5リバウンド、ケリー・ウーブレイJr.が12得点、6アシスト、ポール・リードが10得点、8リバウンドをマークしている。
ボックススコア
