【リポート】レブロン・ジェームズがレイカーズ残留へ 2年契約に合意

(NBA Entertainment)
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ロサンゼルス・レイカーズとレブロン・ジェームズが新たな契約に合意したと報じられた。

複数の報道によると、ジェームズとレイカーズがノートレード(トレード拒否)条項を含む2年総額1億400万ドル(約167億4400万円/1ドル=161円換算、以下同)の契約に合意したという。この契約はジェームズがレイカーズから得られる最大額であり、契約期間を全うした場合、レブロンは41歳までレイカーズに在籍することになる。

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『ESPN』は、レイカーズとジェームズの代理人であるクラッチ・スポーツのリッチ・ポールCEOがジェームズが得られるはずだった最高額よりも若干低いサラリーで合意する可能性があり、それによりチームはセカンドエプロンに到達せず、今後のロスターの柔軟性を保つことができると報じている。

いずれにしても、ジェームズが2024-2025シーズンにかけて稼ぐ金額は、多少の増減はあるが、およそ5000万ドル(約80億円)になると予想され、彼の選手としてのキャリア収入はおよそ5億3000万ドル(約853億3300万円)に達し、NBA史上初めて5億ドル(約805億円)の大台を超えた選手となる。

レイカーズへの残留に驚きはない。ジェームズは2024-25シーズンの契約をオプトアウトした後、チームとの新たな契約を求めるだろうと複数のメディアが報じていたからだ。

レイカーズは、2024年のNBAドラフト2巡目でレブロン・ジェームズの長男であるブローニー・ジェームズを指名している。これでNBA史上初の親子ペアを選手として迎えることが実現することになった。

12月に40歳になるジェームズは今季、NBA史上最多出場シーズン数でビンス・カーターに並ぶ。2024-25シーズンはジェームズにとってリーグ22年目。昨季は1試合平均25.7得点、7.3リバウンド、8.3アシストを記録し、現役最年長選手として活躍した。

新型コロナウイルスの大流行で一旦は中断したシーズンが再開した2019-20シーズン、レブロンはレイカーズをNBA王者に導いた。これまで4度のNBAタイトル(マイアミ・ヒートで2度、クリーブランド・キャバリアーズで1度、レイカーズで1度)を獲得し、優勝したシーズンすべてでファイナルMVPに輝いている。

昨季は、カリーム・アブドゥル・ジャバーを抜いてオールスターに20回選出された初の選手となり、歴史に名を刻んだ。オールNBAチーム20回、MVP4回、オールスターゲームMVP3回、オール・ディフェンシブチーム6回、NBA75周年記念チームメンバーにも選ばれている。また、ジェームズはオールNBAの最年少記録と最年長記録を保持している。

NBA歴代最多得点記録だけでなく、ジェームズはフィールドゴール成功数1位、出場時間、フィールドゴール成功数ともに2位、アシスト数4位、出場試合数6位、3ポイント成功数・スティール数ともに8位の記録を持つ。

レイカーズはオフシーズン、ダービン・ハムと決別し、元NBA選手で『ESPN』アナリストのJJ・レディックを後任ヘッドコーチに据えている。

原文:Reports: LeBron James agrees to 2-year, $104 million deal to stay with Lakers(抄訳)
翻訳:YOKO B

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フリーランスライター。NBAオクラホマシティ・サンダーを中心に取材するかたわら、英語発音コーチも務める。
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