ドウェイン・ウェイドがジャズのオーナーシップグループに

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Dwyane Wade

ユタ・ジャズは4月16日(日本時間17日)、マイアミ・ヒートなどで活躍したNBAレジェンドのドウェイン・ウェイド(39)が、オーナーシップグループに加わったことを発表した。NBAでは最年少のオーナーシップ参加となる。

ウェイドは2020年にジャズを買収したQualtrics(クアルトリクス)社の共同創業者であるライアン・スミス氏とその妻アシュリーと組む。ウェイドは公式声明で「ビジネスマン、起業家、投資家として、バスケットボールでの経験以外にもこのパートナーシップに多くをもたらします」と話した。

「ジャズを次のレベルに引き上げる助けとなれることを喜んでいます」。

ヒート、シカゴ・ブルズ、クリーブランド・キャバリアーズで16シーズンにわたりNBAでプレイし、3回の優勝を果たしたウェイドは、2019年に引退。オールスター選出13回、背番号3はヒートの永久欠番となっている。

球団によると、すでに複数企業のパートナーシップに加わっているウェイドは、数年前にスミスと知り合い、多くの話し合いを重ねてきたとのこと。スミスは「ドウェインはバスケットボールのレジェンドというだけでなく、偉大なリーダー、ビジネスマンであり、そして素晴らしい人でもあります」と話した。

「ジャズの素晴らしいレガシー(遺産)を引き続き発展させていくのに、ドウェインの経験や様々な専門知識を加えることができてうれしく思っています。ユタは素晴らしい場所であり、球団とこの州の将来に興奮するばかりです。その双方にドウェインは大きな影響を及ぼすでしょう」。

ウェイドは「私たちは同じビジョンと価値を共有しており、ライアンやジャズとのパートナーシップは完璧にフィットします」と述べている。

「このグループは優勝するチームを作ることだけに集中しているのではなく、自分たちのプラットフォームを使い、積極的により包括的で公平な世界を作ろうと、良いことをしようとしています。私たちは多くの同じ目標を共有しており、人生において同じ場所にたどり着こうと目指しています」。

NBAの元選手では、マイケル・ジョーダン(シャーロット・ホーネッツ)、シャキール・オニール(サクラメント・キングス)、グラント・ヒル(アトランタ・ホークス)がオーナーシップに加わっている。

ウェイドは「私は常に成長し、自分に挑戦する機会を求めています」と述べた。

「私はずっと自分のやり方で物事を進めてきました。そしてこれは、私の旅路における次なるステップです。シカゴ南部出身として、このパートナーシップはバスケットボールをプレイしたいという途方もない夢以上であり、次世代の夢見る人たちを刺激できることを願っています」。


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ
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