スパーズ新人ウェンバンヤマがNBA最年少で20得点&20リバウンド超を達成

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Victor Wembanyama San Antonio Spurs
(NBA Entertainment)

サンアントニオ・スパーズの新人ビクター・ウェンバンヤマが、12月8日(日本時間9日)にテキサス州サンアントニオのフロスト・バンク・センターで行われたシカゴ・ブルズ戦で、NBA史上最年少での20得点&20リバウンド超を達成した。

ウェンバンヤマは前半に10得点、11リバウンドを記録し、今季10回目のダブルダブルを達成。前半でのダブルダブルは自身初となる。最終的にフィールドゴール20本中8本成功(3ポイントショット4本中0本成功)、フリースロー6本中5本成功で21得点、20リバウンド(7オフェンシブリバウンド)をマーク。そのほか、4アシスト、1スティール、4ブロックも記録している。

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NBAによると、19歳38日での20得点&20リバウンド超は、2005年11月15日(同16日)に21得点、20リバウンドをマークした当時オーランド・マジックの新人ドワイト・ハワードの記録を4日上回った。ティーンエイジャーでの達成はウェンバンヤマとハワードの2人だけだ。

また、ルーキーで20得点&20リバウンド&4ブロック超を達成したのは、1992年11月12日(同13日)のシャキール・オニール以来となる。

ブルズのニコラ・ブーチェビッチは「彼のリバウンドは周囲の僕たちからしたらちょっとアンフェアだよ」と話した。

「自分がそこにいたのに、どうしようもないリバウンドなどがあった。確かに僕は高く跳ぶわけじゃないけど、それでもね」

ウェンバンヤマにブロックされたデマー・デローザンは、「彼がどこから来たか分からなかった」と述べている。

「彼は恐ろしいディフェンダーになるよ。たとえ手を出してこなくても、みんなのショットに影響を及ぼす。ああやってどこからともなく彼が出てきて、みんなに影響するんだ。最初のレイアップは、彼がどこから来てブロックしたのか分からなかった。間違いなく、気をつけなければいけない」

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試合はスパーズ(3勝18敗)が112-121で敗れ、球団最長記録タイの16連敗。ウェンバンヤマのほか、ケルドン・ジョンソンが20得点、5アシスト、トレイ・ジョーンズが18得点、5リバウンド、9アシスト、ザック・コリンズが12得点、9リバウンド、デビン・バセルが11得点、5アシストを記録した。

一方、ブルズ(9勝14敗)はコービー・ホワイトが24得点、6アシスト、ブーチェビッチが21得点、16リバウンド、デローザンが20得点、6リバウンド、10アシスト、パトリック・ウィリアムズが20得点、6リバウンド、トーリー・クレッグが16得点、8リバウンドをマークしている。

ボックススコア

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フリーランスライター。NBAや欧州サッカーを中心に担当。
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