ビクター・ウェンバンヤマにできないことはあるのだろうか?
サンアントニオ・スパーズでのルーキーシーズン開幕から数か月、ウェンバンヤマは他のルーキー以上の平均得点をあげ、リーグの誰よりも多い平均ブロックを記録し、ほぼ試合に出るたびに素晴らしいハイライトシーンを披露している。
そして今度は、7フィート4インチ(約224センチ)の選手ならトライすることもファンが想像しなかったようなことをやってのけた。
ビクター・ウェンバンヤマの片足3ポイントショット
敵地でのメンフィス・グリズリーズ戦の後半早々、ウェンバンヤマは3ポイントラインの外からジャンプショットを放った。それも、片足で跳んでのショットだ。
ウェンバンヤマがこれをしたのは初めてのことではない。だが、NBAでは初めてとなる。
走りながらの3ポイントショットは、ショットクロックやクォーター終わりのゲームクロックぎりぎりで狙うことが多い。
だが、ウェンバンヤマは違う。
ウェンバンヤマがこのショットを放ったのは、クォーター残り9分超で、ショットクロックが9秒残っている時だった。そしてこのショットで、ウェンバンヤマは一時的にスパーズをリードに導いている。ただ、最終的に試合はスパーズが9点差で敗れた。
このウェンバンヤマの3Pはより印象的だった。偶然ではなく、彼のショット能力による結果だ。
まさに、練習してきたとおりである。
フェデックス・フォーラムの観客たちが驚いた様子を感じてほしい。7フィート4インチの新人が片足の3Pを沈めるなど、予想した人は多くなかった。そして狙うことを予想した人がいても、決まることは予想しなかったはずだ。
Wild 🤯 pic.twitter.com/PakNpMamhR — San Antonio Spurs (@spurs) January 3, 2024
ウェンバンヤマは出場26分間で20得点、7リバウンド、4ブロックを記録した。片足3Pは、とんでもないハイライトのひとつでしかない。
Here comes Wemby‼️
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Wemby block party early in Memphis!
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3P5本中2本成功を含むフィールドゴール16本中8本成功を記録したウェンバンヤマだが、より重要だったのは片足3Pが1本中1本成功だったことだ。
あとは、ウェンバンヤマが正式に片足ショットをNBAでのレパートリーに加えるかどうかを見てみよう。
原文:Spurs' Victor Wembanyama adds to rookie highlight reel with one-legged 3-pointer from 30 feet out(抄訳)
翻訳:坂東実藍